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川崎F・登里、Jデビュー戦で強烈なインパクト

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[6.20 J1第14節 川崎F 2-0 大分 等々力]

 川崎フロンターレの新人MF登里享平(香川西高出)がJデビュー戦で強烈なインパクトを残した。2-0とリードした後半41分からピッチに立った登里は、直後の右CKのこぼれ球に反応すると、PA外からゴールポストをかすめる豪快な右足ボレー。ファーストタッチでサポーターを沸かせると、1分後にはMF谷口博之の出した浮き球のラストパスを右足ダイレクトで合わせた。
 登里コールが巻き起こる中、「思い切っていってこい」とチームメイトに後押しされていたサイドアタッカーはさらに勢いを増した。43分、左サイドから相手DFと1対1の勝負を仕掛けると、スピードに乗って出したクロスはゴールポストを直撃。得点こそならなかかったが、ロスタイムを含めた10分弱で見せた18歳の存在感は、十分すぎるものだった。
 試合後、登里は「出場できたことがすごくうれしい。緊張せずにできた。次のチャンスをもらえるように努力したい」。4連勝とした好調・川崎Fに新星が飛び出した。

<写真>試合後、サポーターの声援に応える川崎F・MF登里
(取材・文 吉田太郎)

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