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大久保、J復帰戦でゴール

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[6.21 J1第14節 広島 4-3 神戸 広島ビ]

 ボルフスブルク(ドイツ)からヴィッセル神戸に復帰した日本代表MF大久保嘉人がアウェーのサンフレッチェ広島戦に先発出場。後半1分に相手ハンドで得たPKを右足で決め、早速ゴールを奪った。

 この日は本人の意向によりトップ下で先発。後半26分までプレーした。2点リードされたチームは大久保のゴールにより追撃を開始すると、その後DF石櫃洋祐、FW茂木弘人の連続ゴールで逆転。だが、大久保が交代した後に2点を奪われ逆転負けした。

 神戸によると、カイオ・ジュニオール監督は「彼(大久保)のようにレベルの高い選手はスタートから出したほうが良いと判断しました。体力的に90分はまだもたないだろうと思っていましたので、交代についてはプランの中の話です。前半はチーム全体が機能していませんでしたが、後半リズムが出来てからはその力を発揮できていたと思います。試合をこなしていけば、自然に力を引き出していけると思います」とコメント。大久保は「もったいない試合。あの時間帯に逆転したら、勝ちきらないとダメ。今日分かった課題を修正しなければいけません。こういう試合もあると思って、練習から落ち込まず、前を向いて、気持ちを切り替えてやっていきたいと思います」と次戦(27日、対浦和戦)を見据えていた。

(文 吉田太郎)

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