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5戦ぶりの勝利をもたらした浦和エジミウソン

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[6.27 J1第15節 浦和2-0神戸 駒場]

 1ゴール1アシスト。浦和レッズがFWエジミウソンの活躍で久しぶりのリーグ戦勝利を飾った。

 最初の魅せ場は前半2分。左から大きくサイドチェンジを図ると、右サイドのMF山田直輝が頭で中へ落とす。それを受けたMF細貝萌がシュート性のパスを送ると、エジミウソンは左足でゴールを沈めた。「右を崩してくれて、ハジメがシュート打ったとき、この辺に来るだろうと予測できた」。リーグ戦7点目のゴールに「本当に嬉しい」と子供を抱きながら笑顔を作った。

 前節の横浜F・マリノス戦では、前半30分でチーム全体の運動量が落ち、0-2で敗北。フォルカー・フィンケ監督も、試合後そこを指摘した。「今日はマリノス戦の教訓をいかして、良い準備ができていた。ゴールできたし、タカ(高原直泰)との2点で勝点をとれたのが嬉しいね」。

 高原の2点目。中央のMF原口元気から右サイドでパスを受けると、タメを作り高原へラストパス。高原はDF宮本恒靖ら2人のマークを縫うように左足で決めた。「自分にとって大切なゴール」と高原。ナビスコ杯では2点を決めていたが、リーグ戦では今季初得点となった。「タカとの連携は日に日に良くなっている。互いに距離感も近くなるように努力しているし、ゴールシーンでもそれが出せているよね」とエジミウソン。2トップの活躍により、浦和は2位に浮上。今年の浦和は、この先も良くなる予感がする。

<写真>浦和FWエジミウソン(左)は今季7点目となる先制弾
(取材・文 山口雄人)

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