[6.27 J1第15節 浦和2-0神戸 駒場]

　J1第15節。駒場スタジアムでは3位の浦和レッズが14位のヴィッセル神戸と対戦。浦和は前半2分にFWエジミウソンのゴールで先制すると、前半終了間際にFW高原直泰が加点。2トップがキッチリと仕事を果たし、2-0勝利。リーグ戦5試合ぶりの白星を獲得した。
　以下、試合後の選手コメント。

[浦和レッズ]
●FWエジミウソン
―ナイス先制点でしたね?
「右を崩してくれて、ハジメがシュート打ったとき、この辺に来るだろうと予測できた。本当に嬉しい」
―試合を振り返って?
「今日はマリノス戦の教訓をいかして、良い準備ができていた。ゴールできたし、タカ(高原直泰)との2点で勝点をとれたのが嬉しいね。タカとの連携は日に日に良くなっている。互いに距離感も近くなるように努力しているし、ゴールシーンでもそれが出せているよね」

●MF細貝萌
―いい試合になりましたね?
「エジ(エジミウソン)やタカ(高原直泰)さんが、あそこで決めるのは凄いです」
―今日はボランチで前線にも行っていたね?
「全体的にチームの動きがコンパクトになった。今日は高い位置でプレーしたい。点に絡める所でプレーしようと考えていた。いつもSBやるときはいっぱいいっぱいなので…」

●MF山田直輝
―試合の感想は?
「マリノス戦は前へ前へという動きで30分で疲れてしまった。今日はそのようなことなくプレーした。ハジ君(細貝萌)は前線や中盤な自由に動き回る人。そこを啓太(鈴木)さんがバランス取ってくれている。守備になったときも中盤には人が多めにいたし」
―プロ初の駒場はどうだったか?
「プロ初の駒場。小さい時から見てきたので、そこでプレーできるのは嬉しい。ファンが歌ってくれる勝利の歌を毎試合聞けるように、これからも頑張ります」

●DF永田拓也
―リーグ戦初出場はどうだった?
「昨日はぐっすり眠れました。緊張もなく、攻守ともに走れていたと思います。1個1個のパスをもっとよくしていきたい」

[ヴィッセル神戸]
●FW大久保嘉人
―惜しいシュートが多かったね?
「決めきれず情けない。(前半7分のシーンは)バウンドがすごくてスネに当ててしまった。あそこで決めていれば流れはわからなかった。あそこで決めないと勝てない」
―敗因は?
「みんなの動きがバラバラなんです。攻撃にスイッチしたときも、前にぜんぜん人がいない。でも焦りはまだないです。まだチームの方向性をつかめていないし、いや、皆つかめていない。浦和は昨年よりもパスが上手い、良いチーム。うちは厚みがない」

●DF宮本恒靖
「今日は立ち上がり注意して入ったわりに、そのまんまというか…。守備の枚数は揃っていてもボールへいけていない。2失点目も肝心のボールにいけていないんです。ボールへ行く意識、注意が足りませんでした。今日は最初から前へ前へというのは考えていなかった。まだ慣れていない選手たちの連携面等、課題は多いですね」

(取材・文 山口雄人)