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松下2発で新潟が2位キープ、名古屋はマギヌン退場で自滅

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[6.28 J1第15節 新潟2-1名古屋 東北電ス]

 アルビレックス新潟は2連勝で2位を守った。MF松下年宏が2得点と気を吐いた。試合開始早々の5分、FWペドロ・ジュニオールが左サイドからドリブルで右に流れ、そのまま右足でシュート。左ポストに当たった跳ね返りを松下が冷静に押し込んだ。

 前半27分には名古屋グランパスのMFマギヌンが2枚目の警告を受け、退場に。数的優位に立った新潟は前半43分、ペドロ・ジュニオールのスルーパスに抜け出した松下が冷静に切り返して左足でゴールに叩き込み、2-0とリードを広げた。

 約65分間を10人で戦うことになった名古屋は試合終了間際にFW杉本恵太が1点を返すのが精一杯。ACLでは準々決勝進出を決めたものの、リーグ戦はこれで3連敗で5試合勝利なし(2分3敗)。順位も12位まで落ちた。

 殊勲の松下は試合後のインタビューで「1点目はこぼれ球を逆サイドで狙っていた。落ち着いて決めることができた。2点目はペドロからいいボールが来たので、思い切り打った」と2得点を振り返り、G大阪、名古屋という強敵相手に連勝を飾ったことについては「強いチームに勝てたのは自信になるし、それ以外の全チームにも勝てるように頑張っていきたい」と話していた。

(文 西山紘平)

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