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J100試合目で決勝弾アシストのポンテ「自分へのプレゼント」

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[7.11 J1第17節 浦和2-1広島 埼玉]

 浦和レッズのMFポンテが11日のサンフレッチェ広島戦で、Jリーグ通算100試合出場を果たし、そのゲームで見事決勝ゴールをアシストした。

 ポンテはこの日、右MFとして第10節・柏レイソル戦以来のスタメン出場。右足首捻挫で戦列を離れて約2ヵ月ぶりの先発復帰となった。1点リードされて迎えた後半5分、21分には、正確なキックでDF田中マルクス闘莉王のヘディングシュートを演出。広島にペースを握られていた時間帯に、数少ないチャンスを作った。

 後半23分、FWエジミウソンのゴールで同点とすると、次第にリズムをとり戻した。そして迎えた39分、ポンテの足から決勝弾が生まれた。DFストヤノフのファウルで左サイドからのFKを得ると、ポンテは高くもなく低くもない程良い高さのクロスをゴール前に蹴り込んだ。エジミウソンが絶妙のタイミングでファーサイドに身を投げ出し、鮮やかなダイビングヘッド。攻め込まれながらもラスト30分でゲームをひっくり返した浦和が2-1と逆転し、地力をみせる格好となった。

 J通算100試合目となったこのゲーム。自分のアシストで勝利を手繰り寄せたポンテは、喜びを隠さなかった。「本当に嬉しいよ。これまでみんなに支えられて来て、今日の勝利は自分へのプレゼントになったね。素晴らしいサポーターの前でこのゲームを戦えた事を誇りに思う。もっとコンディションを高めて長くやりたいね」。チームはこれで3連勝。苦しい展開となったが、ポンテには感慨深いゲームとなった。

<写真>浦和MFポンテ
(取材・文 山口雄人)

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