[7.15 ナビスコ杯準々決勝第1戦 F東京5-1名古屋 味スタ]

　2009Jリーグヤマザキナビスコカップ・準々決勝第1戦が15日、各地で行われ、東京・味の素スタジアムではFC東京と名古屋グランパスが対戦した。Bグループを1位通過したF東京は勢いに乗る攻撃陣が大爆発。公式戦6試合連続となるMF石川直宏のゴールなどで前半だけで4点を奪取し、5-1で名古屋を撃破した。

　F東京は前半3分のFW平山相太の先制点を皮切りに、10分にはボランチ米本拓司がプロ入り初ゴール。11分には石川が相手DFの裏に抜け出し、右足で公式戦6戦連発となるゴールを奪った。そして26分にはDF長友佑都がダメ押しの4点目を奪い、一気に試合を決めにかかった。

　名古屋は後半8分にMF小川佳純が1点を返したが、同30分にはオウンゴールを献上してしまい、1-5で大敗。3日前のリーグ第17節(0-3)の借りを返すことは出来なかった。

　F東京はこの勝利で、6月3日のナビスコ杯グループリーグ・モンテディオ山形戦から公式戦7連勝。更に勢いを増した。名古屋は第2戦で大量得点による勝利をしない限り、準決勝の道が閉ざされる格好となった。

(文 山口雄人)