[7.25 J1第19節 F東京0-0広島 味スタ]

　FC東京の公式戦連勝が8で止まった。サンフレッチェ広島と0-0のスコアレスドロー。前半6分には絶好調男、MF石川直宏が右足で強烈なミドルシュートを放ったが、GK中林洋次の好セーブに阻まれた。前半36分には広島もチャンスをつかみ、DFストヤノフが直接、FKを狙うと、GK権田修一が一瞬、逆を突かれながらも鋭い反応でCKに逃れた。

　後半は徐々にF東京が押し込み、後半6分、石川がドリブルでDF2人を抜いてフィニッシュまで持ち込んだが、DFがブロック。同32分、右クロスに合わせたFW平山相太のヘディングもゴールの枠を外れるなどチャンスを生かせず、公式戦13試合ぶりの無得点に終わり、クラブ新記録となるリーグ戦6連勝もならなかった。

　一方、これでリーグ戦は4試合連続の無失点。日刊スポーツによると、この日も好セーブを見せていた権田は「あまりピンチはなかった。とにかく止められて良かった」と胸を張っていた。

(文　西山紘平)