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玉田2発&ケネディ2戦連発、名古屋が浦和に快勝

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[7.25 J1第19節 浦和0-3名古屋 埼玉]

 名古屋グランパスが3-0の快勝で浦和レッズを撃破した。前半14分、ゴールライン際で粘ったMF小川佳純の折り返しを受けたFW玉田圭司が左足で先制のゴールを揺らすと、後半16分にも玉田が小川とのパス交換から2点目。同27分にはMFマギヌンの左クロスにFWケネディが打点の高いヘディングで合わせ、加入後2戦連発となるゴールでダメを押した。

 玉田のリーグ戦でのゴールは3月7日の開幕戦以来。スポーツニッポンによると、「気持ち良かった。1点目は自分の形だった。2点目はご褒美」と満足感を漂わせた。

 FWダヴィがウム・サラル(カタール)に移籍したことが、逆にチームとしてのまとまりを生んだ。独力突破の多いダヴィに対し、ゴール前で高さと強さを発揮するケネディと、その周囲を動く玉田のコンビが名古屋らしいサッカーをよみがえらせた。

 玉田は「彼(ケネディ)が入って自分もスムーズに動けるようになった。やりやすい」と手応えを感じている様子で、ストイコビッチ監督も「昨シーズンの鋭さが戻ってきた。これが名古屋がすべきサッカーだ」と力説していた。

(文 西山紘平)

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