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G大阪が播戸のロスタイム弾で浦和撃破

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[8.15 J1第21節 G大阪1-0浦和 万博]
 ガンバ大阪浦和レッズの強豪同士の一戦は、G大阪が、途中出場した元日本代表FW播戸竜二のロスタイム弾で1-0で勝利した。
 死闘を制したのは、スーパーサブとして起用さているFW播戸だった。後半42分にFWレアンドロと交代で出場すると、持ち味のスピードを生かしてゴールを狙った。
 後半ロスタイム、ロングボールに反応してDFラインを抜け出すと、浦和GK都築龍太と1対1になり頭越しにループシュートを放つ。これはDF阿部勇樹にゴールラインぎりぎりでクリアされたが、再びゴールエリア左で拾って、GK都築の股を抜いてゴールを決めた。
 リーグ戦11試合ぶりの今季2得点目。ヒーローは「こういう展開だと、決勝ゴールを決めるチャンスがあると思っていた。(西野監督に)裏を狙っていけといわれた。これからも決めていきたい」と満面の笑みを浮かべた。
 元日本代表FWも、チームではチョ・ジェジンとレアンドロと強力ストライカーにレギュラーを奪われ、スタメンの機会がない。今季はこの日でリーグ戦15試合目の出場ながら、先発は0。悔しい気持ちもあるが、自分の仕事は心得ている。
 チームは現在、優勝戦線から外れているがDF加地亮がけがから復帰するなど明るい材料もある。浦和を下したことで波に乗り、追い上げていきたい。
(文 近藤安弘)

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