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新潟はマルシオのスーパーFK弾でJ1新記録の5戦連続ドロー

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[8.16 J1第21節 清水1-1新潟 アウスタ]

 アルビレックス新潟は10人で追いつき、J1新記録の5試合連続ドローとなった。前半33分に先制を許すと、同43分、DFジウトンが2枚目の警告で退場に。数的不利となり、後半も守勢を強いられたが、背番号10のひと振りで試合を振り出しに戻した。

 後半31分、MFマルシオ・リシャルデスが鮮やかな直接FKで同点ゴール。敵将の長谷川健太監督も「あのFKはしょうがない」と脱帽した、壁の上を越えてドロップするスーパーゴールがチームの危機を救った。

 鈴木淳監督は試合後のインタビューで「前半は苦しい戦いで、手も足も出ない状態だった。退場者も出て1点ビハインドで、後半はしっかり守ってペドロ(・ジュニオール)のスピードを生かそうと。選手は最後まであきらめず、よく引き分けに持ち込んでくれた」と振り返った。

 これで8試合負けなし(3勝5分)。5試合連続引き分けとはいえ、指揮官は「きょうのような試合で勝ち点1を取って帰れるのは収穫」と前向きに捉えていた。

(文 西山紘平)

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