beacon

岡崎が得点ランク1位タイ浮上も…清水は10人に追いつかれた

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.16 J1第21節 清水1-1新潟 アウスタ]

 清水エスパルスはFW岡崎慎司のホーム公式戦5戦連発となるゴールで先制しながら勝ち切れなかった。

 前半33分、FWヨンセンがワンタッチで右サイドに流すと、オーバーラップしてきたDF市川大祐がダイレクトクロス。これに岡崎がニアサイドに飛び込むダイビングヘッドでゴールに叩き込んだ。鮮やかな流れからのビューティフルゴール。今季11得点目の岡崎はこれで得点ランキングトップタイに並んだ。

 前半43分には新潟DFジウトンが2枚目の警告で退場。数的優位に立つと、一方的に攻め立てた。後半23分には岡崎が右CKから再びニアサイドでダイビングヘッド。同29分には途中出場のMF山本真希が鋭い切り返しでDFを振り切り、右足でシュートを狙った。再三、チャンスをつくりながら決め切れずにいると、悪夢が待っていた。

 後半31分、新潟のMFマルシオ・リシャルデスに直接FKを決められ、1-1。その2分後に今度はMF枝村匠馬が2枚目の警告で退場となり、万事休す。相手が10人になる前から素晴らしい内容で新潟を押し込んでいただけに、悔やまれる勝ち点1となった。

 長谷川健太監督は試合後のインタビューで「相手が10人になって、逆に試合が難しくなった。守ってカウンターと、向こうの方が戦いやすかった。試合内容は非常によくやってくれたと思うし、もったいないゲームだった」と悔やんでも悔やみきれない様子だった。

(文 西山紘平)

TOP