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清水が5発大勝で3位浮上、岡崎も得点ランクトップに

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[8.22 J1第23節 清水5-1磐田 アウスタ]

 清水エスパルスが大量5ゴールで静岡ダービーを制した。前半2分、MF兵働昭弘の右CKにDF岩下敬輔が合わせて先制すると、同10分、DF市川大祐の右クロスをMF枝村匠馬がダイビングヘッドでゴールネットに突き刺した。

 立ち上がりの10分で2ゴールを奪い、試合の主導権を握った清水の勢いは止まらない。前半24分、岩下のフィードを受けた兵働が鮮やかなトラップで抜け出し、左足でシュート。リードを3点に広げると、前半ロスタイムにセットプレーからFW前田遼一に1点を返されが、後半にも加点した。

 後半12分、FW岡崎慎司の右クロスからこぼれ球を枝村が押し込み、この日2点目。同30分にはカウンターから岡崎が抜け出し、落ち着いて右足で流し込んだ。

 終わってみれば5-1の圧勝劇。2ゴールの枝村は試合後のインタビューで「立ち上がり、いい形で入れて、幸先よく2点取れた。もっと取れるところもあったけど、5得点だし、いい内容だったと思う」とコメントした。

 清水は2連勝で8試合負けなし(5勝3分)。順位も暫定で3位に浮上した。また、ゴールを決めた岡崎と前田はともに今季12得点目で、FWジュニーニョ(川崎F)と並んで暫定ながら得点ランキングトップに立った。

(文 西山紘平)

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