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5戦ぶり失点もなんのその、神戸が浦和に競り勝ち3連勝

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[8.28 J1第24節 神戸3-2浦和 ホムスタ]

 ヴィッセル神戸が3連勝を飾った。三浦俊也監督就任後、4戦負けなし(和田前監督時代を含め5戦負けなし)。順位も10位にジャンプアップし、降格圏まで勝ち点10差に広げた。

 試合開始18秒、高い位置でボールを奪うと、FW吉田孝行が持ち込み、幸先よく先制点。前半29分にはMFボッティの左クロスに再び吉田が頭で合わせ、2-0とリードを広げた。

 6連敗中の浦和レッズもあきらめない。前半41分、MFエスクデロ・セルヒオが強引な突破から押し込み、1点を返すと、後半12分にはFW高原直泰のゴールで同点に追いついた。

 神戸にとっては5試合ぶりの失点で、2点差を追いつかれる嫌な展開だったが、直後の後半16分、ボッティの右CKにDF河本裕之が右足ボレーで合わせ、再び勝ち越した。

 2戦連発の計3得点となった吉田は試合後のインタビューで「(1点目は)開始早々だったんで、それで落ち着いてプレーできた。2点目はボッティのボールが完璧だったので、ほとんどボッティのゴールだと思う」と話した。

 一方の浦和はこれでリーグ戦7連敗(公式戦8連敗)。DF田中マルクス闘莉王、MFポンテを出場停止で欠いた苦しい試合で、一時は2点差を追いつく粘りも見せたが、またしても泥沼から脱出できなかった。

(文 西山紘平)

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