[8.29 J1第24節 名古屋1-0新潟 瑞穂陸]

　名古屋グランパスがFW玉田圭司の3戦連発弾で3連勝を飾った。前半20分、素早いリスタートからMFブルザノビッチのスルーパスに抜け出すと、GKもかわして右足で無人のゴールに流し込んだ。

　玉田は試合後のインタビューで「苦しい試合だったけど、サポーターの力で無失点に抑えられた」とコメント。GK楢崎正剛が左手第二中手骨骨折で離脱したため、ゴールマウスを守ったのは今季初出場のGK広野耕一。アルビレックス新潟の猛攻にさらされる時間もあったが、粘り強く耐え、完封勝利を飾った。

　FWペドロ・ジュニオールがG大阪に電撃移籍した新潟はFWエヴェルトン・サントスが加入後初先発を果たしたが、攻撃が空転。3連敗を喫し、8試合白星なし(5分3敗)となった。

(文　西山紘平)