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京都がカボレ不在のF東京に競り勝つ

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[9.12 J1第25節 京都2-1F東京 鴨池]

 京都サンガF.C.FC東京に2-1で競り勝ち、3試合負けなし(2勝1分)とした。

 試合開始早々にMF角田誠のスルーパスに走り込んだMFディエゴが左足で流し込み、幸先よく先制点。その後はF東京に押し込まれる時間もあったが、MF石川直宏のミドルシュートはクロスバーに救われるなど1-0で前半を折り返した。

 F東京は後半15分、MF梶山陽平がドリブルで持ち上がり、こぼれ球を石川がシュート。コースを狙い澄ました鮮やかなゴールで同点に追い付き、一気に逆転へ猛攻に出た。

 しかし、勝負に決着をつけたのは京都のカウンター。後半40分、途中出場のFW金成勇がセンターライン付近からドリブルで駆け上がると、DFブルーノ・クアドロスのチェックも強引に突破。最後は飛び出してきたGKもかわして、無人のゴールに流し込み、決勝点を奪った。

 プロ2得点目となった金は試合後のインタビューで「1-1の場面(の投入)で、どうしても1点決めたかった。初ゴールもうれしかったけど、2点目もめっちゃうれしい」と会心の笑顔だった。

 ナビスコ杯では決勝進出を決めたF東京だが、アルアラビ(カタール)に移籍したFWカボレの穴を埋め切れなかった。

(文 西山紘平)

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