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G大阪、初陣ペドロが不発も二川が2発。三浦・神戸に初黒星を付けた!

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[9・12 J1第25節 G大阪 3-2 神戸 万博]

 G大阪はMF二川孝広が決勝ゴールを含む2得点の活躍を見せ、神戸撃破に導いた。新加入したFWペドロ・ジュニオールの初陣で、新助っ人がどれだけフィットしているかが注目されたが、試合を決めたのは生え抜きのMFだった。

 前半15分に二川が先制弾を決め、さらにFWルーカスの追加点で2-0とリードしたが、前半26分にFW茂木弘人に追撃弾を決められると、後半12分には、腰痛のため日本代表のオランダ遠征を辞退したFW大久保嘉人に同点弾を決められた。

 嫌なムードが流れる中、後半19分に二川が、佐々木の右クロス、中澤の頭での折り返しとつながったボールをあざやかにジャンピングボレー。これが決勝弾となり、2連勝に導いた。スポーツニッポンWeb版によると、ヒーローは「チームの勝利につながってよかった」と笑顔を見せた。西野監督も「最近はかなり状態が上がっているなと感じていた。2列目の得点を強調している中で、今後もこういう場面が増えればいい」と喜んだという。

 対する神戸は、ここまで4勝1分けで5試合負けなしと好調だったが、ついに敗れた。8月15日に三浦俊也監督が就任してから4戦目で初黒星。「2点目を取れたので勝ち点を拾いたかったけど、3失点したら勝つのは難しい。立ち上がりが悪くて受け身となった。前線の守備が甘かった」と反省を口にした。

(文 近藤安弘)

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