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川崎Fvs浦和 試合後の選手コメント

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[9.19 J1第26節 川崎F0-2浦和 等々力]

 J1第26節は19日、各地で7試合を行い、等々力陸上競技場では川崎フロンターレ浦和レッズが対戦した。試合前に首位の鹿島が敗戦。勝って勝ち点差を詰めたい2位の川崎Fだが、後半22分にMFポンテ、同35分にMF鈴木啓太にゴールを許し、0-2で敗れた。
以下、試合後の選手コメント

<川崎F>
●MF中村憲剛
「痛い1敗だった。鹿島の情報は誰かが言ってた気がします。でも、また自分たちも負けてしまったので…。浦和はもともと力のあるチームだし、1点勝負というか、先に1点取った方が優位に運べると思っていた。チャンスもあったけど、FKで失点してしまって、そこから向こうは守りから入ってきた。それで2点目を取られて、典型的なパターンだった」
―水曜にはACLがあるが?
「負けは負け。切り替えて、ACLは違う大会だし、先がホームなので、しっかり戦いたい」

●GK川島永嗣
「浦和が守備のところでしっかり僕らがスピードに乗る前に止めていた。難しい状況での試合だった。正直、悔しいけど、引きずっていてもしょうがない。すぐACLがあるし、リーグ戦も8試合残っている(再開試合を含めれば9試合)。切り替えて水曜のACLに臨みたい」

<浦和>
●FWエジミウソン
「すべて良くなってきていると思う。お互いを助け合う気持ちが強かった。いいプレーをしたし、勝者に値する試合だった。数字上、優勝は難しいけど、ACLに出場したい」

●MF原口元気
「パフォーマンスは…。あんまりボールに絡めなかった。チームに貢献できなかったかなと思う。でもチームが勝ったのは本当に良かったし、勝てたことはうれしい。守備はいつも頑張ろうと思っている。守備のところはある程度やられなかった。でも攻撃のところで良くなかった」

●MF梅崎司
「きのうの夜からもしかしたらスタメンかもしれないと思って、半分半分の気持ちで準備していた。川崎は本当に強いチーム。切り替えが遅かったらやられる。まず自分のところでやられないようにした。2連勝でいい流れになってきた。これを崩さず、もっと上を狙えるようにしたい」

●MFポンテ
「相手をリスペクトするが、ピッチの上では自分たちが上だと考えるようにしている。ゴールの場面は、エリアの中でヘディングしてもらう感じで蹴った。誰も触らずにそのまま入ったけど、ゴールはゴール。ゴールはサッカーで最高の喜びだし、うれしかった」

●MF鈴木啓太
「大事な試合というのは分かっていたし、向こうは優勝争いをしているチーム。自分たちの力を試すにはいい相手だった。相手の攻撃は強力なので、失点しないことが大事だと思っていた」
―ハーフタイムにはどんな話を?
「前半からチャンスはあったし、相手にも危険な場面をつくられていた。とにかく集中して、失点しないことを考えて後半に入った」
―自分のゴールについては?
「チャンスだと思って前に行った。中盤からゴールが取れれば楽になると常々思っていた。もっともっと狙っていきたい」
―久々の完封だが?
「4バックを中心に、中盤、前線も含めて全員が守備を意識していた。それは良かった。今まで積み重ねてきたものをしっかり出せるようにしたい」

●DF田中マルクス闘莉王
「ボールを取られてもすぐフォローが入るような守備ができていた。多少取られても、そこから守備にいけた。失点ばかりするチームじゃ優勝できない。まず守備から入る。それだけ」
―ポンテの1点目は触ってない?
「触ってない。いい高さだったけど、ちょっと押された。でも、そのまま入るなと思った。DFも自分を押しに来た分、ポジションがずれていた。いいところに行った感覚があった」

(取材・文 西山紘平)

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