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11戦不敗の清水、首位と“勝ち点差4”に

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[9.19 J1第26節 山形 0-1 清水 NDスタ] 

 清水エスパルスが暫定ながら首位・鹿島との勝ち点差を4へ詰めた。19日、アウェーでモンテディオ山形と対戦した清水はFWヨンセンの決勝ゴールにより1-0で勝利。11戦不敗の清水が、一時17点差あった鹿島との勝ち点差をここへ来て一気に縮めてきている。

 清水は前半11分に右CKからDF岩下敬輔が決定的なヘッドを放つなどホームチームのゴールを脅かすと37分、左サイドを駆け上がったMF兵働昭弘のクロスをファーサイドのヨンセンが相手DFの上から豪快なヘディングシュートを叩き込み先制する。追加点こそ奪えなかったがこの1点により1-0で勝利。清水によると、2試合連続決勝弾のヨンセンは「得点シーンは、兵働のいいクロスに上手く合わせることができた。もちろん、もう1点取れれば楽になったが、勝点3を獲ることが大事だった。今節、上位陣が負けてびっくりしている。一時はもっと差があったが、いよいよ勝点差を詰めることができている。このいい調子を維持していきたい」と首位獲りを見据えていた。

 一方の山形は前半40分にFW古橋達弥の右足FKがゴール右ポストをかすめるなど得点機もつくったが、シュートわずか3本に終わり無得点。20日の柏対広島戦で柏が勝つと、J2降格圏内の16位へ後退する。

(文 吉田太郎)

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