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首位撃破の横浜FM・中澤「2点目が大きかった」

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[9.19 J1第26節 横浜FM 2-1 鹿島 日産ス] 

 横浜F・マリノスが序盤の2点で勝利をもぎ取った。首位・鹿島アントラーズをホームに迎え撃った横浜FMは前半10分、左サイドのスペースを突いたMF小椋祥平が左足でクロス。これを中央へ飛び込んだFW坂田大輔が頭で押し込み先制点を奪う。
 鹿島は直後の12分、MFダニーロとのワンツーで左サイドを抜け出したDF新井場徹が折り返し。ニアサイドでFWマルキーニョスが潰れて流れたボールをMF小笠原満男が押し込み同点に追いつく。

 だが、横浜FMは15分、PA外、ゴール正面右寄りでパスを受けた新人FW渡邉千真が思い切った仕掛けから左足シュート。鹿島DF岩政大樹の足に当たりコースが変わったボールはそのままゴールへと吸い込まれた。

 横浜FMは1点のリードを守備陣が死守し、2-1で首位撃破。横浜FMによると、日本代表DF中澤佑二は「前回の鹿島戦も、後半は守ってばかりだった。今日も結構、攻められてチャンスを作られたが、最後は体を張って守れた。2点目が大きかったかな。同点になった後、(シュートが相手DFの足に当たり)ラッキーな得点だったけど、打たないと何も始まらない。千真がシュートをあそこで打ったのは、いいことだったと思う」と耐えた守備陣と、思い切りのいいシュートを決めた新人FWを讃えていた。

(文 吉田太郎)

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