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柏vs広島 試合後の選手コメント

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[9.20 J1第26節 柏1-1広島 柏]
 J1第26節は20日、2試合が行われ、日立柏サッカー場では柏レイソルサンフレッチェ広島が対戦した。後半7分、柏DF村上佑介がラッキーな形で先制ゴールを奪ったが、後半38分に広島DF森脇良太が同点弾を決め、1-1のドローに終わった。柏は降格圏脱出を、広島は2位浮上の好機を逃した。
以下、試合後の監督、選手コメント
<柏>
ネルシーニョ監督
 「クオリティが高く、しっかりした戦術がグラウンドの中で出せる強いチームとやりました。ただ、われわれも成長しているので、しっかりと互角に戦えたゲームだった。残り数分、今日の暑さが影響した。北嶋、杉山を交代せざるを得なかった。結果は自分たちが臨んでいた結果ではなかったが、悪い結果だとは思っていない」
●MF栗澤僚一
 「勝ちたかったから、悔しい。選手は口に出してはいないけど、勝てば残留圏に浮上するのは知っていた。勝たなければいけなかった。勝ち点1取れた? 最悪の事態は避けられた。今後の課題? 中盤でボールを奪うことはできていると思うので、ボールを奪ったあとにどれだけ効果的な攻撃ができるかがカギ。1戦1戦しっかり戦い、勝ち点を積み重ねて生きたい」
●FW北嶋秀朗
 「自分は1トップで、相手は後ろが3枚だったり、4枚になったりしたけど、対応はできたと思う。勝てば残留圏に浮上することはみんな頭にあった。若い選手が多いけど、いいメンタリティーで臨めたと思う。勝ち点0で終わるより、1を取れたことはよかった。もちろん、勝ち点3がとりたかったけど、0で終わるよりはいい。1点積み上げたということを前向きにとらえてやっていきたい」
 
●MF菅沼実
 「悔しいですね。とにかく勝ちたかった。自分としては、もっとシュートを打っていって、点を決められたらよかったけど、、、 勝ち点1は取れた? 自分たちは目の前の試合を勝っていかないといけないんで。次、勝てるように切り替えてやっていくしかない」

<広島>
ペトロヴィッチ監督
 「難しいゲームになることは分かっていた。アウェーの柏の雰囲気は特別。小さいスタジアムでやりにくい。試合自体はわれわれがコントロールしていた。うまくチャンスに決められていれば、(さらに)1、2点は取れていたと思う。正直、柏の攻撃はもっと危険かと思っていたが、われわれはしっかえりと守ることができた。ミドルシュートが何本か枠に来たが、それ以外はほとんど崩されていない。私はサンフレッチェの監督だが、サンフレッチェのファンでもある。ここに来たお客さんに、すばらしいサッカーを見せられたと思う。3人、4人、5人と、違う選手がワンタッチでボールを回していた。柏のファンも、いいものが見れたと思っているのではないか」
●FW佐藤寿人
 「勝ち点が0ではなく、1取れた。まずは負けないことが大事なので。自分たちのサッカーができて、すごくチャンスは作れた。ただ、それをしっかりと決めることが課題。自分は前の選手なので、責任を感じる。前半もっと落ち着いてやれていたら。。。責任を感じるし、悔しいです。警告が計6枚? 柏とはハードなゲームになる。プレースタイルもそうだし、お互い、勝ちたい気持ちが強かったから」
●MF柏木陽介
 「(同点の起点となったCKは)適当に蹴った。狙って蹴ったというより、CKはいつもも“ここにきてくれ”と蹴っている。それがうまくいって、こぼれてくれたと思う。前半チャンスが作れたんで、決められたらよかったと思う。ただ悪いサッカーはしていない。珍しく入らなかっただけ。次は決められるようにやっていきたい。次戦は出場停止? みんなに任せる。俺に変わる選手はなんぼでもおるから。チームを信じてるから、見守るだけ」
●DF槙野智章
 「途中から4バックに? 練習でもあまりやっていないけど、問題なかった。うちのサッカーは3バックとか4バックとかではなく、誰がどこをやっても同じようにやれる。自分は3バックの右だが、やっていることはサイドバックに近いので。形上4-4-2とかがあるだけ。勝てば2位だったんで、残念です。昇格したときから、J1でもやれるという自信があったけど、ここまでとは思っていなかった。でも、上位で戦いたいと思っていた。そのほうが注目されますし」
ー優勝へのプレッシャーが出てきた?
 「プレッシャーをいかに楽しんでやれるかが、これからのカギになると思う。楽しんでやりたい。試合中に白い歯を見せるのはあまりよくないかもしれないけど、それぐらいの気持ちでやりたい」
(取材・文 近藤安弘)

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