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遠藤決勝FK、G大阪が川崎F破る

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[9.26 J1第27節 G大阪 2-1 川崎F 万博]

 暫定5位・ガンバ大阪がホームに同4位の川崎フロンターレを迎え撃った一戦は、日本代表MF遠藤保仁の2得点でG大阪が2-1で勝った。

 今季川崎Fに2連敗しているG大阪は前半17分、自陣からの縦パスを受けたMF二川孝広が反転しながらスルーパス。抜け出した遠藤が右足シュートをゴール左隅へ決めて先制した。
 対する川崎Fは41分、日本代表MF中村憲剛からのパスを右サイドで受けたMF谷口博之が右足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左隅へ突き刺して同点に追いつく。

 だが、拮抗した戦いは遠藤の右足が決着をつける。後半30分だ。G大阪はペナルティアークのやや後方でFKのチャンスを得る。キッカーの遠藤が右足を振りぬくと、ボールはGKの手のわずか先を抜けてゴール左隅へ吸い込まれた。

 このリードを守ったG大阪が2-1で雪辱勝利。G大阪によると、西野朗監督は「ACL、前半戦と連敗している中、何としてもポイント3にこだわった戦いを準備してきた。全員がそれを意識して戦い、最後は突き放すことができた。今日のゲーム、1/34の試合であることには変わりない。だが、残り試合が少なくなると重要になってくる。残り、7試合。ランキングに対するこだわりも出てくる。上位を叩けたポイント6のゲーム。上位のチームにはある程度いいゲームが出来るが、他には・・・というところがあるので、これから残り7、しっかりいきたい」とコメントした。

(文 吉田太郎)

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