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浦和vs横浜FM 試合後の選手コメント

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[9.27 J1第27節 浦和1-2横浜FM 埼玉]

 J1第27節は27日、2試合が行われ、埼玉スタジアム2002では浦和レッズ横浜F・マリノスが対戦した。横浜FMは前半3分のDF中澤佑二の先制弾、同ロスタイムのFW渡邉千真の勝ち越し弾などで2-1で勝利。浦和は連勝が2でストップした。

以下は試合後の選手コメント

<浦和>
●MF鈴木啓太
「ファウルされた? 最初に自分が奪いにいって(そのあと後ろから)引っ張られたという形だったと思う。後ろから相手が来ているのを見えていなかったのもある。自分のミスです。後半、メンタル的に落ちた? 監督がそういう風に話しているなら・・・。外から見た人間にはそう見えたのかもしれないけど、ぼくらは少なくともそういうつもりはなかった。(得点をする)チャンスはあったので残念。自分も(原口)元気からいいパスが来てチャンスがあった。守備のミスを挽回したかったけど、思った結果につながらなかった」

●DF田中マルクス闘莉王
―後半ロスタイムに、ショートFKからミドルシュートを放った。DFをかすめてGKの正面を突いたが?
「いいところに蹴れたと思う。あれが当たって入ることがある。阿部ちゃんが蹴っても良かったんだけどね」

―途中からボランチに入った。
「数多くボールに触って、展開しようと思った。もっとロングボール戦術を徹底してもらえばよかった? うーん。どうかな」

●DF坪井慶介
「早い時間に失点して、難しい入り方になってしまった。そのあと、崩されていないし、悔しい負け方になってしまった。ミスはつきものなので、ミスをカバーしていかないといけなかったけど・・・。前節と比べて守備でミスが出た? いろんな問題があると思うので、解決していかないといけない」

―後半はどういう戦い方をした?
「攻め急いで、カウンターを食らわないように心がけた。早い段階で流れが来ていたら・・・。次は勝ち点3を取れるように頑張りたい。気持ちの整理をしっかりして臨みたい」

●フォルカー・フィンケ監督
「勝利できずに落胆している。前半、チャンスを作りながら、得点を奪うことができなかった」

―前半はよかったが、後半は攻撃の形が作れなくなった。
「前半に2失点して、頭を下げてしまった。メンタル面で問題を抱えてプレーしてしまった。影響が大きかった失点? 2失点目だ。(審判に)不公平な扱いを受けた。チームの姿勢が後ろ向きになったのはそこ(2失点目)にある。カウンターを恐れて前にいけなかった」


<横浜FM>
●DF中澤佑二
「先制弾? (渡邉)千真が触ってくれて、ああいう形になった。(渡邉が二アで競って、ファーの選手が決めることを)練習でやっていたので、成果が出てよかったです。ニュースパイクで試合に臨んだ。そのおかげかは分からないけど、足で点が取れました。(やっぱり)スパイクのおかげかな(笑)」

―次節は川崎F戦。
「相手はモチベーションが高いと思う。しっかりと戦いたい。調子は僕自身、悪くないし、チームもいい状態できている」

●FW渡邉千真
「浦和戦は、今までのアウェーと違って雰囲気があるなと思った。マークがきつい中で3戦連発? マークがきつくなっているのは感じるけど、みんながいいアシストをくれる。チームの勝ちにつながってうれしい。11得点目? 記録がすぐそこまできているので狙って活きたい。状態は悪くないので、このまま続けたい」

木村浩吉監督
「前節、首位のアントラーズにあまり内容はよくなかったけど、後半守り切って2対1で勝てた。今年、幸か不幸か、幸の方は連敗がないこと、逆に不幸の方は連勝が1回だけなので、選手たちにはそこのところが上位に行けない要因だよと(話していた)。レッズさんと前回ナビスコで当たったときはかなりショートパスが多いかなと思ったが、ここ数試合はカウンターも浸透していた。逆に言えば、ボールを取られた時点から一応守備はするが、それは遅らせるという意味での守備で、まずは遅らせて自陣に戻ろうと(選手に指示した)。立ち上がり、すぐにCKから中澤がこぼれ球を決めて、いい入り方ができた。前半の終了間際の追加点が大きかったと思う。2回目になるが、連勝できてよかった」

(取材・文 近藤安弘)

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