清水vs広島 試合後の選手コメント
[10.3 J1第28節 清水1-1広島 アウスタ]
J1第28節は3日、各地で5試合を行い、アウトソーシングスタジアム日本平では2位清水エスパルスと4位サンフレッチェ広島が対戦。清水は前半29分に先制点を許したが、同44分、FW岡崎慎司の同点ゴールで追いついた。試合はそのまま1-1で終了。清水は暫定ながら、優勝した99年以来、10年ぶりに首位に浮上した。
以下、試合後の選手コメント
<清水>
●FW岡崎慎司
「クロスが合えばチャンスになったと思うし、合ったプレーもあった。そこでしっかり決めていれば。ああいうのを続ければ、いいゲームになるし、次につながると思う」
―久々のゴールだが?
「点を求められているし、取れてうれしいけど、勝てなかったので…。動き自体はここ数試合、上がってきていたけど、ゴールに向かう迫力がなかった。もらった瞬間、前を向くとか。でも、それは今までも課題だったし、逆にハッキリしただけ。それを突きつめていくしかない。点が取れてポジティブになれる。ゴールが元気の源なので。また元気を出してやっていきたい」
―コースは狙い通り?
「逆サイドを狙った。セオリー通り。軌道はいい感じだった」
―太田のクロスについては?
「同じところを見れているし、これからもいいボールを上げてくれると思う」
●MF山本真希
―最後の決定機の場面は?
「右足で蹴る準備をしてたら、左に来ちゃって…。自分の準備不足。申し訳ないです。形はよかったけど、ああいうところで枠に入れないと。サイドを使えていたのはよかったけど」
●DF岩下敬輔
「悔いは残るけど、チャンスはたくさんつくっていたし、次につながると思う。いろんな経験をさせてもらって、今年はサッカー人生においてキーになる1年かなと思っている。サッカー選手としていい刺激にして、生かさないと。チームに何かを持って帰れるようにしたい」
●DF太田宏介
―アシストの場面は?
「阿吽(あうん)の呼吸。逆サイドは見えていたし、(岡崎が)いい動き出しをしてくれた。ちょっとボールが大きいかなと思ったけど、うまく合わせてくれた」
―結果については?
「優勝するには勝たなければいけない試合。悔しい気持ちでいっぱい。相手は前からガンガン来なかったので、クロスは何回も上げられたけど、1本しか合わなかった」
●GK山本海人
「立ち上がりは集中していたけど、相手のカウンターが怖いということでラインが下がったのが失点の原因。自分がコーチングしてラインを高くできれば、あの失点も防げたと思う。反省して次に生かしたい。ただ、落ち着いてプレーできていたので、失点してもパニックにならず、いつも通りできた。修正できたという意味では次につながると思う」
―岡田監督も視察していたが?
「自分に求められていたのは無失点で勝つこと。悔しく思うし、向こう(代表合宿)に行ってからアピールし直したい」
―ちょっとでも試合に出たい?
「ちょっとと言わず、チャンスがあれば頭から出たい」
―代表に選ばれて意識は変わった?
「代表に捉われず、チームのことをやっていけば自分の評価も上がる。そんな変わりはない」
<広島>
●FW佐藤寿人
「ポゼッションしながらうまく相手の逆を突けたところもあった。もう少し精度を上げれば、2点目も入ったと思う。清水に1-0で逃げ切るのは難しい。実際に追いつかれたし。でもアウェーの難しいところで勝ち点1は大きい。ここ何試合か自分の仕事ができていなかったし、点が取れたのはよかった。代表でチームを離れるけど、しっかり代表でプレーしたい。(リーグ戦は)10月の2試合が大事。チームとしていい状態で臨むためにも代表でしっかりプレーしたい」
―日本平は相性が悪かったが?
「ここだから勝てなかったわけじゃないと思うし、うちも清水もチャンスがあった。引き分けは妥当な結果だと思う。ここの雰囲気はモチベーションが上がるし、いいスタジアム、いいピッチだなとあらためて思った。代表の試合もここであるし、なかなか青で染まることもないから盛り上がると思う。久しぶりの代表だし、生き残りという意味で残された時間は限られているので」
―貴重な勝ち点1になった?
「チームとしてここまで来たら、ACL出場権を取らないと、もったいない。うちはシーズン開幕の時点で(J2からの昇格で)17番目の位置でスタートしたと思っている。ここまで順位を上げるとは周りの人も思ってなかったはず。最後までそういう予想を裏切りたい。終わってやっぱり中位じゃ意味がないし、ここまでの印象も薄れると思う」
―岡田監督は残り10分での決定力に期待していたが?
「そういうプラスアルファの部分になれるようにしたい。これまで3人の監督の下でやって、多くが途中からだった。意味があって、ピッチに送り出されていると思う。世界が相手になれば、DFラインも高くなる。危険なところに飛び出して、中盤からボールを受けるプレーが大事になる。3試合で結果を残さないと、次はないと思う。自分を追い込んで、1回1回の練習からやっていきたい」
●DF森脇良太
―失点場面は?
「素早いリスタートで後手を踏んだ。どんな場面でもしっかり相手を見ないといけない。1人1人がしないと。ヘディングされたところも、クロスを上げられたところも、チームとしてもう一度考えたい」
(取材・文 西山紘平)
※ゲキサカ完全連動のサッカー誌『FOOTBALL NIPPON VOL.18』。詳細はコチラでチェック!!
J1第28節は3日、各地で5試合を行い、アウトソーシングスタジアム日本平では2位清水エスパルスと4位サンフレッチェ広島が対戦。清水は前半29分に先制点を許したが、同44分、FW岡崎慎司の同点ゴールで追いついた。試合はそのまま1-1で終了。清水は暫定ながら、優勝した99年以来、10年ぶりに首位に浮上した。
以下、試合後の選手コメント
<清水>
●FW岡崎慎司
「クロスが合えばチャンスになったと思うし、合ったプレーもあった。そこでしっかり決めていれば。ああいうのを続ければ、いいゲームになるし、次につながると思う」
―久々のゴールだが?
「点を求められているし、取れてうれしいけど、勝てなかったので…。動き自体はここ数試合、上がってきていたけど、ゴールに向かう迫力がなかった。もらった瞬間、前を向くとか。でも、それは今までも課題だったし、逆にハッキリしただけ。それを突きつめていくしかない。点が取れてポジティブになれる。ゴールが元気の源なので。また元気を出してやっていきたい」
―コースは狙い通り?
「逆サイドを狙った。セオリー通り。軌道はいい感じだった」
―太田のクロスについては?
「同じところを見れているし、これからもいいボールを上げてくれると思う」
●MF山本真希
―最後の決定機の場面は?
「右足で蹴る準備をしてたら、左に来ちゃって…。自分の準備不足。申し訳ないです。形はよかったけど、ああいうところで枠に入れないと。サイドを使えていたのはよかったけど」
●DF岩下敬輔
「悔いは残るけど、チャンスはたくさんつくっていたし、次につながると思う。いろんな経験をさせてもらって、今年はサッカー人生においてキーになる1年かなと思っている。サッカー選手としていい刺激にして、生かさないと。チームに何かを持って帰れるようにしたい」
●DF太田宏介
―アシストの場面は?
「阿吽(あうん)の呼吸。逆サイドは見えていたし、(岡崎が)いい動き出しをしてくれた。ちょっとボールが大きいかなと思ったけど、うまく合わせてくれた」
―結果については?
「優勝するには勝たなければいけない試合。悔しい気持ちでいっぱい。相手は前からガンガン来なかったので、クロスは何回も上げられたけど、1本しか合わなかった」
●GK山本海人
「立ち上がりは集中していたけど、相手のカウンターが怖いということでラインが下がったのが失点の原因。自分がコーチングしてラインを高くできれば、あの失点も防げたと思う。反省して次に生かしたい。ただ、落ち着いてプレーできていたので、失点してもパニックにならず、いつも通りできた。修正できたという意味では次につながると思う」
―岡田監督も視察していたが?
「自分に求められていたのは無失点で勝つこと。悔しく思うし、向こう(代表合宿)に行ってからアピールし直したい」
―ちょっとでも試合に出たい?
「ちょっとと言わず、チャンスがあれば頭から出たい」
―代表に選ばれて意識は変わった?
「代表に捉われず、チームのことをやっていけば自分の評価も上がる。そんな変わりはない」
<広島>
●FW佐藤寿人
「ポゼッションしながらうまく相手の逆を突けたところもあった。もう少し精度を上げれば、2点目も入ったと思う。清水に1-0で逃げ切るのは難しい。実際に追いつかれたし。でもアウェーの難しいところで勝ち点1は大きい。ここ何試合か自分の仕事ができていなかったし、点が取れたのはよかった。代表でチームを離れるけど、しっかり代表でプレーしたい。(リーグ戦は)10月の2試合が大事。チームとしていい状態で臨むためにも代表でしっかりプレーしたい」
―日本平は相性が悪かったが?
「ここだから勝てなかったわけじゃないと思うし、うちも清水もチャンスがあった。引き分けは妥当な結果だと思う。ここの雰囲気はモチベーションが上がるし、いいスタジアム、いいピッチだなとあらためて思った。代表の試合もここであるし、なかなか青で染まることもないから盛り上がると思う。久しぶりの代表だし、生き残りという意味で残された時間は限られているので」
―貴重な勝ち点1になった?
「チームとしてここまで来たら、ACL出場権を取らないと、もったいない。うちはシーズン開幕の時点で(J2からの昇格で)17番目の位置でスタートしたと思っている。ここまで順位を上げるとは周りの人も思ってなかったはず。最後までそういう予想を裏切りたい。終わってやっぱり中位じゃ意味がないし、ここまでの印象も薄れると思う」
―岡田監督は残り10分での決定力に期待していたが?
「そういうプラスアルファの部分になれるようにしたい。これまで3人の監督の下でやって、多くが途中からだった。意味があって、ピッチに送り出されていると思う。世界が相手になれば、DFラインも高くなる。危険なところに飛び出して、中盤からボールを受けるプレーが大事になる。3試合で結果を残さないと、次はないと思う。自分を追い込んで、1回1回の練習からやっていきたい」
●DF森脇良太
―失点場面は?
「素早いリスタートで後手を踏んだ。どんな場面でもしっかり相手を見ないといけない。1人1人がしないと。ヘディングされたところも、クロスを上げられたところも、チームとしてもう一度考えたい」
(取材・文 西山紘平)
※ゲキサカ完全連動のサッカー誌『FOOTBALL NIPPON VOL.18』。詳細はコチラでチェック!!
LINEでゲキサカを友だち追加
