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オリヴェイラ監督、「批判」でマスコミに当てこすり

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試合開始からボールを支配し、ほとんど一方的に攻めていた 鹿島アントラーズだが、28分に悪夢が待っていた。マルシオリシャルデスにダイナミックなゴールを決められて0-1。7日に再試合が予定されている川崎F戦を含め、5試合連続で先制点を奪われた。結果的にこの1点が重くのしかかり、4連敗。ブーイングこそなかったものの、スタジアムにはどんよりとした空気が流れた。

「先に失点していることについてどう感じているか?原因はどこにあると思っているか?」

記者会見で当り前の質問が出たとたん、オリヴェイラ監督の声のトーンが高くなった。

「メディアがわれわれに圧力をかけようとしている。先制されたらもうダメという気持ちにさせるのはいただけない。逆にチャンスが多くあったのに決められないことが問題ではないか」

ミニ合宿に決起集会。悪い流れを断ち切るために、チームはピッチ内外で策を講じているが結果が出ない。笛吹けど踊らずの状態に、被害妄想じみた言葉まで飛び出す始末。オリヴェイラ監督のイライラは募るばかりだ。

(取材・文・矢内由美子)

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