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石川が岡田監督の前で15得点目も負傷

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[10.17 J1第29節 F東京4-0柏 味スタ]

 FC東京の日本代表MF石川直宏が負傷した。柏戦の後半24分、縦パスに飛び出し、体勢を崩しながらチーム4得点目、この時点で得点ランクトップに並ぶ自身15得点目を決めたが、ゴールの際に着地に失敗。左ひざを負傷して担架でピッチを後にした。

 石川はこの日は病院に行かず、アイシングを行うなどの処置を施した。クラブ側によると、19日に病院で精密検査を受ける予定。関係者は「2、3日で治るような怪我ではない」と話しており、最悪の場合、じん帯損傷など長期離脱の可能性もある。

 チームはまだACL出場の3位以内の可能性を残しており、石川が長期離脱となれば大きな痛手だ。城福監督も試合後のインタビューで「(ゴールの)代償が大きかった」と表情を曇らせた。

 また、石川は先日のスコットランド戦などで5年8カ月ぶりに日本代表に復帰し、岡田武史監督からも「十分に使える」と“合格印”を押されたばかりだった。偶然にも、この試合を岡田監督が視察していた。11月には南アフリカ遠征もあり、FC東京側はもちろん、日本代表としても今後の経過が心配される。

(文 近藤安弘)

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