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広島-G大阪は痛み分けのドロー

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[10.17 J1第29節 広島2-2G大阪 広島ビ]
 サンフレッチェ広島ガンバ大阪の6位と3位の対決は、2-2のドローに終わった。逆転優勝を目指す両チームにとっては、ともに悔やまれる結果となった。
 広島は、ブルガリア代表DFストヤノフは欠場したが、日本代表FW佐藤寿人は先発した。いつもの攻撃サッカーを展開し、前半41分にMF青山敏弘が先制弾を決め、同44分には槙野智章が追加点を入れて2-0。最高の形で前半を折り返した。
 G大阪もMF二川を欠いたが、体調不良を訴えていた日本代表MF遠藤保仁は強行出場した。後半、“世界3位”の意地を見せた。同18分に日本代表MF橋本英郎が1点を返し、さらに同25分にはMF佐々木勇人が同点弾を決めた。前半の“守乱”が悔やまれる試合内容となった。
 まずは3位以内を狙う広島にとっては、2-0からの引き分けは痛い。G大阪にとっては、首位の清水、2位の鹿島に勝ち点差1につけていただけに、追いついただけでは喜べない。まさに“痛み分け”の一戦となった。
(文 近藤安弘)

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