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[ブラジルL37週]最終節前に、上位に4チームがひしめき合う

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 11月29日にブラジル全国選手権(カンピオナート・ブラジレイロ)・セリエA(1部リーグ)第37週の試合が各地で行われた。

 前節首位のサンパウロはゴイアスとのアウェー戦に臨んだが、試合に敗れて首位陥落。前半15分にはワシントンが2試合連続となるゴールでサンパウロが先制。1-3とされたあとの70分にもワシントンがこの日2点目のゴールで追撃したが、さらに1点を追加され2-4で敗戦。ワシントンはここまで14得点を挙げているが、チームは一気に4位に転落した。

 代わって首位に立ったのは前節2位のフラメンゴ。コリンチャンスとの試合は、元柏レイソル所属でシャルケ04にも所属していたゼ・ホベルトのゴールで先制すると、試合終了間際にもPKで加点し、2-0で勝利した。

 また、最下位スポルチ・レシフェをクレーベルのゴールなどで2-1で破ったインテルナシオナルが2位に浮上している。3位には、アトレチコ・ミネイロとの試合を3-1で勝利したパルメイラスが上がっている。

カンピオナート・ブラジレイロは次節・38週が最終節となるが、上位陣ではフラメンゴが勝ち点64で首位。以下3チームが勝ち点62でならび、得失点差で2位インテルナシオナル、3位パルメイラス、4位サンパウロとなっている。なお、4位までのチームはコパ・リベルタドーレスへの出場権を獲得する。

 下位陣では、フルミネンセの好調が止まらない。ここまで5連勝としているフルミネンセはホームでビトーリアと対戦し、4-0と完勝。エースの元ブラジル代表FWフレッジは6試合連続ゴール。ダリオ・コンカも2試合連続ゴールをあげている。長期にわたって最下位に甘んじていた前半戦での低迷が響きいまだ下位にいるが、17位から15位まで順位をあげている。
 試合結果と主な順位は以下の通り。

■11月29日
コリンチャンス0-2フラメンゴ
パルメイラス3-1アトレチコ・ミネイロ
サントアンドレ5-3ナウチコ
アトレチコ・パラナエンセ2-0ボタフォゴ
グレミオ4-2グレミ・バルエリ
フルミネンセ4-0ビトーリア
ゴイアス4-2サンパウロ
スポルチ・レシフェ1-2インテルナシオナル
クルゼイロ4-1コリチーバ
アバイ2-2サントス

■主な順位
1 フラメンゴ
2 インテルナシオナル
3 パルメイラス
4 サンパウロ
5 クルゼイロ
6 アトレチコ・ミネイロ
7 グレミオ
8 アバイ
9 ゴイアス
10 サントス



18 サントアンドレ
19 ナウチコ
20 スポルチ・レシフェ

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