UEFAは4日、同上訴委員会が新聞社の取材で不適切な発言をしたフランス代表のレイモン・ドメネク監督(55)への処分について、一部を支持する裁定を下したと伝えている。
　同サイトによると、ドメネク監督はUEFAの規律規定に違反したとして、1試合のベンチ入り禁止と罰金6000ユーロ(約93万円)の処分を科されていたが、今回の裁定は、ベンチ入り禁止を支持する一方、罰金処分を取り消す内容になったという。
　ドメネク監督は8月初旬、フランスの日刊紙『ル・パリジャン』とのインタビューで不適切な発言を行い、サッカー界の品位を下げたとして処分を受けていた。ベンチ入り禁止は、8日にミラノで行われるEURO予選のイタリア戦が対象になる。
過去の関連記事
ドメネク監督にベンチ入り禁止処分
(文　宝田雅樹)