[ACL]鹿島vs長春亜泰 試合後の選手コメント
[2.23 ACL第1節 鹿島1-0長春亜泰 カシマ]
AFCチャンピオンズリーグ2010(ACL)が23日、開幕し、グループリーグE、F組の第1節が行われた。悲願のアジア制覇を目指すF組の鹿島アントラーズはホームで長春亜泰(中国)と対戦。前半42分、MF中田浩二が先制点を決めると、そのまま1-0で逃げ切った。
以下、試合後の選手コメント
<鹿島>
●MF中田浩二
「ホームだったし、今年最初の試合で、どうしても勝ちたかった。結果が出てホッとしてます」
―ゴールについては?
「野沢がいいボールを入れてくれて、うまく入った」
―新しい選手も入ったが?
「フェリペもジョンスも特徴を出してくれた。まだ1試合目。これからもっともっとよくなるだろうし、僕らもサポートして、もっと良さを出していきたい。ジョンスは高いから落ち着いて対応してくれて、落ち着いて逃げ切れたと思う。今日結果が出たことで、ゼロックス、そしてJリーグ開幕につながる。いい形でやっていきたい」
―積極的に攻撃参加していたが?
「前半に点が欲しくて、いつもより前を意識してやった。前半に点が取れて、後半は楽に戦えた。ジョンスは今日が初めてだったけど、(岩政)大樹と声をかけ合ってやっていたし、能力が高いなと思った。高さもあるし、真ん中の2枚が落ち着いてやってくれた」
●DFイ・ジョンス
「初戦を勝利で飾ることができて幸せ。これからも勝利を重ねることでファンと喜んでいきたい」
―コンビネーションは?
「コンビネーションについては、自分もJリーグ2年目で大きな問題はなかった。小さな問題もコミュニケーションを取ってひとつひとつ解決した」
―今後につながる?
「勝利で終わることができて幸せ。ゼロックス、Jリーグにいい形でいける。いつもいつも勝てるとは限らないが、常に勝利を目指す姿を見せたい」
―アジア制覇が大きな目標だと思うが?
「アジアの中でACLは大きな大会。そこで優勝することが自分の夢でもあるし、鹿島の目標でもある。夢が必ず達成できるように、日々努力していきたい」
●DF岩政大樹
―イ・ジョンスとのコンビは?
「予想以上だった。結果として勝ち点3が取れたのが一番大きい。試合中にやりづらいというのをあまり感じなかったのが自分としてはよかった。スムーズに入れていたし、相手が1トップでやりやすいところもあったけど、そこを差し引いても初戦としてはよかった。もうちょっとやりづらさを感じるかなと思っていたけど、その点では予想以上によかった。新しい選手が入って試合をするときは、ある意味でボカす部分があって、それがないと失点につながる。いろんな選手とやってきたけど、今日はボカそうと思う部分がなかった」
―2人とも人に強いタイプで、伊野波とのコンビとは違う面もある?
「僕は伊野波も人に強いタイプだと思っている。4バックのセンターバックは右か左かの役割分担しかない。前につぶしに行くだけで終わるポジションじゃない。カバーもやるし、どちらもやる。よく前に強い選手とカバーの上手い選手が組んだ方がいいとか言われるけど、4バックはそんな簡単なものじゃない」
―フェリペ・ガブリエルの印象は?
「本当にまじめな選手。これだけ最初からフィットできる選手はなかなかいない。違和感なく入っていたし、モトさん(本山雅志)がいなくなった状況でチームのためにやってくれる選手が入ってくれたのは大きい」
―ACLの戦い方にも慣れた?
「2年間やってきて、だいぶACLに慣れてきた部分はある。今日はそれを感じられたのがよかった。今までは適応できてないなと感じていた部分もあったけど、代表を含めて経験で変わっていくんだなと。適応できている感触を味わうことができた」
―攻撃面の課題は?
「開幕したあたりはこんなもんかなと。試合前からセットプレーで1点取って勝てればいいなと思っていた。欲を言えばキリがないけど、チームのプランとしてはよかった。コンディションがまだまだな選手もいるし、連動性もまだ。ただ、あれだけ引かれると難しいし、いろんなものを差し引けばこんなものかな。面白い試合ではなかったかもしれないけど、鹿島らしい試合だったかなと。相手の出方も含めていろんなものに対応しながら90分を戦うというのは今日も発揮できた」
●DF内田篤人
「あれだけ相手が引いてきたらあんまり点は取れない。取れた時間がよかった。取れたら相手も前に出てくるかなと思っていた。後半はバランスだけ考えた。無理して上がったら、相手の思うつぼ。センターバックは2人とも跳ね返してくれるから、こぼれ球を拾って。中途半端にやらずに、ハッキリやれば勝てるかなと」
―鹿島らしい試合だった。
「まあ堅くね。勝てばいいし、そこらへんはみんなやり方も分かってるから」
―新しい選手はどうだった?
「ガブ(フェリペ・ガブリエル)は一生懸命やってるし、声もかけてくれるから分かる。さわやかな顔をしてるのに意外とファイター。ジョンスは韓国代表だし、Jリーグでもやっているから。目がかわいいでしょ」
―1-0と結果が出てよかった?
「ホッとしたかな、うれしいというより。最初だからね。フロンターレは負けたみたいだけど」
―韓国のアウェーは怖い?
「こっちにはジョンスがいるから」
―後半で交代したけど?
「大丈夫。ガムはスースーしない方がいいかな。甘い方がいい。今日は眠気すっきりのやつだったけど、いまいち。溶けちゃうのかな。ちっちゃくなっちゃった」
(取材・文 西山紘平)
▼関連リンク
ACL2010特設ページ
AFCチャンピオンズリーグ2010(ACL)が23日、開幕し、グループリーグE、F組の第1節が行われた。悲願のアジア制覇を目指すF組の鹿島アントラーズはホームで長春亜泰(中国)と対戦。前半42分、MF中田浩二が先制点を決めると、そのまま1-0で逃げ切った。
以下、試合後の選手コメント
<鹿島>
●MF中田浩二
「ホームだったし、今年最初の試合で、どうしても勝ちたかった。結果が出てホッとしてます」
―ゴールについては?
「野沢がいいボールを入れてくれて、うまく入った」
―新しい選手も入ったが?
「フェリペもジョンスも特徴を出してくれた。まだ1試合目。これからもっともっとよくなるだろうし、僕らもサポートして、もっと良さを出していきたい。ジョンスは高いから落ち着いて対応してくれて、落ち着いて逃げ切れたと思う。今日結果が出たことで、ゼロックス、そしてJリーグ開幕につながる。いい形でやっていきたい」
―積極的に攻撃参加していたが?
「前半に点が欲しくて、いつもより前を意識してやった。前半に点が取れて、後半は楽に戦えた。ジョンスは今日が初めてだったけど、(岩政)大樹と声をかけ合ってやっていたし、能力が高いなと思った。高さもあるし、真ん中の2枚が落ち着いてやってくれた」
●DFイ・ジョンス
「初戦を勝利で飾ることができて幸せ。これからも勝利を重ねることでファンと喜んでいきたい」
―コンビネーションは?
「コンビネーションについては、自分もJリーグ2年目で大きな問題はなかった。小さな問題もコミュニケーションを取ってひとつひとつ解決した」
―今後につながる?
「勝利で終わることができて幸せ。ゼロックス、Jリーグにいい形でいける。いつもいつも勝てるとは限らないが、常に勝利を目指す姿を見せたい」
―アジア制覇が大きな目標だと思うが?
「アジアの中でACLは大きな大会。そこで優勝することが自分の夢でもあるし、鹿島の目標でもある。夢が必ず達成できるように、日々努力していきたい」
●DF岩政大樹
―イ・ジョンスとのコンビは?
「予想以上だった。結果として勝ち点3が取れたのが一番大きい。試合中にやりづらいというのをあまり感じなかったのが自分としてはよかった。スムーズに入れていたし、相手が1トップでやりやすいところもあったけど、そこを差し引いても初戦としてはよかった。もうちょっとやりづらさを感じるかなと思っていたけど、その点では予想以上によかった。新しい選手が入って試合をするときは、ある意味でボカす部分があって、それがないと失点につながる。いろんな選手とやってきたけど、今日はボカそうと思う部分がなかった」
―2人とも人に強いタイプで、伊野波とのコンビとは違う面もある?
「僕は伊野波も人に強いタイプだと思っている。4バックのセンターバックは右か左かの役割分担しかない。前につぶしに行くだけで終わるポジションじゃない。カバーもやるし、どちらもやる。よく前に強い選手とカバーの上手い選手が組んだ方がいいとか言われるけど、4バックはそんな簡単なものじゃない」
―フェリペ・ガブリエルの印象は?
「本当にまじめな選手。これだけ最初からフィットできる選手はなかなかいない。違和感なく入っていたし、モトさん(本山雅志)がいなくなった状況でチームのためにやってくれる選手が入ってくれたのは大きい」
―ACLの戦い方にも慣れた?
「2年間やってきて、だいぶACLに慣れてきた部分はある。今日はそれを感じられたのがよかった。今までは適応できてないなと感じていた部分もあったけど、代表を含めて経験で変わっていくんだなと。適応できている感触を味わうことができた」
―攻撃面の課題は?
「開幕したあたりはこんなもんかなと。試合前からセットプレーで1点取って勝てればいいなと思っていた。欲を言えばキリがないけど、チームのプランとしてはよかった。コンディションがまだまだな選手もいるし、連動性もまだ。ただ、あれだけ引かれると難しいし、いろんなものを差し引けばこんなものかな。面白い試合ではなかったかもしれないけど、鹿島らしい試合だったかなと。相手の出方も含めていろんなものに対応しながら90分を戦うというのは今日も発揮できた」
●DF内田篤人
「あれだけ相手が引いてきたらあんまり点は取れない。取れた時間がよかった。取れたら相手も前に出てくるかなと思っていた。後半はバランスだけ考えた。無理して上がったら、相手の思うつぼ。センターバックは2人とも跳ね返してくれるから、こぼれ球を拾って。中途半端にやらずに、ハッキリやれば勝てるかなと」
―鹿島らしい試合だった。
「まあ堅くね。勝てばいいし、そこらへんはみんなやり方も分かってるから」
―新しい選手はどうだった?
「ガブ(フェリペ・ガブリエル)は一生懸命やってるし、声もかけてくれるから分かる。さわやかな顔をしてるのに意外とファイター。ジョンスは韓国代表だし、Jリーグでもやっているから。目がかわいいでしょ」
―1-0と結果が出てよかった?
「ホッとしたかな、うれしいというより。最初だからね。フロンターレは負けたみたいだけど」
―韓国のアウェーは怖い?
「こっちにはジョンスがいるから」
―後半で交代したけど?
「大丈夫。ガムはスースーしない方がいいかな。甘い方がいい。今日は眠気すっきりのやつだったけど、いまいち。溶けちゃうのかな。ちっちゃくなっちゃった」
(取材・文 西山紘平)
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