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[ACL]鹿島がまずは16強入り、オリヴェイラ監督「目標は11月の決勝」

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[3.30 ACL第4節 ペルシプラ1-3鹿島 ジャカルタ]

 悲願のアジア制覇を目指す鹿島アントラーズがまずは第一関門を突破した。ペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)に3-1で快勝し、無傷の4連勝。勝ち点を12に伸ばし、2試合を残してグループリーグ突破が決まった。

 前半1分にMF遠藤康の公式戦2試合連発となるゴールで先制すると、同26分にFW興梠慎三、同34分にDF内田篤人が加点。クラブによると、オズワルド・オリヴェイラ監督は「今日のゲームは点をたくさん取るということが目的ではなかったし、勝ち点3を取るということが目的だったので、それは達成できたと思う」とコメントした。

 後半はあえてペースを落とし、後半19分にMF青木剛、同35分にDF伊野波雅彦を投入。「週に2度、試合を行うということで選手の疲労を考えなくてはいけなかったし、コンディションを含めての交代だった」と、最後はボランチを3枚並べて逃げ切った。

 「アントラーズはアジアチャンピオンになったことがないので、我々の目標は11月の決勝の舞台に立つこと。しっかりと良い準備をしてひとつひとつ戦っていきたいと思う」。まずは5月12日の決勝トーナメント1回戦をホームで戦うためにもF組1位を確保することが次なる目標だ。FCソウル(韓国)にPK戦の末に敗れ、16強敗退となった昨季のリベンジへ、そしてアジアの頂点へ。ここからが本当の戦いだ。

(文 西山紘平)

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