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[ACL]川崎Fの第2戦は1-1のドロー

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[3.18 ACLグループリーグH組 浦項1-1川崎F 浦項]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が18日各地で行われ、H組では川崎フロンターレが浦項スティーラーズ(韓国)と敵地で対戦した。攻守の切り替えが早いゲームとなり浦項に先制されたが、川崎Fは前半24分にDF寺田周平がヘディングゴールで同点とし1-1で終えた。

 試合を動かしたのは前半12分、浦項だった。カウンターからPA右位置のMFキム・ジェソンにパスが通ると、そのままシュート。立ち上がりに痛い失点を喫した。
 しかし川崎Fもパスワークを安定させリズムを上げていき、前半24分セットプレーから同点に追いついた。ヴィトール・ジュニオールのCKにゴール前中央から飛び込んだ寺田が鋭いヘディングでゴールをあげ1-1、同点とした。その後も川崎Fの勢いは強まり、同32分、左サイドのFW鄭大世からのクロスをゴール前のMF谷口博之がシュート。同35分にも、PA前中央のFWジュニーニョからPA左位置に走り込んだMF中村憲剛へパスが通ると中村がゴールを強襲。加点のチャンスはあったがどちらも枠をとらえることはできなかった。
 後半に入ると浦項のプレスに苦戦し、川崎Fの動きが悪くなった。クロスを入れてもなかなかフィニッシュに持ち込めず、徐々に相手にペースを奪われる嫌な展開を強いられた。中村、鄭らが果敢にシュートを放ち、勝利のために最後までハードワークをしたが、ACL第2戦は1-1のドロー。勝点1を積み上げた川崎Fは、第3戦(4月8日)を敵地でセントラルコースト・マリナーズ(豪州)と戦う。

(文 山口雄人)

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