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W杯32チームの法則 by 宝田雅樹

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[W杯参加204ヵ国編]204日連続企画(33) 韓国(AFC) 7大会連続出場を
by 宝田雅樹

韓国(AFC)
W杯開催 1回(02年)
W杯予選参加回数 11回
W杯本大会出場回数 7回
最高成績 4位(02年)
W杯戦績(本大会含む) 113戦59勝30分24敗
首都ソウル
FIFA加盟1948年
FIFAランク51位(5/16現在)
 アジア大陸の東に位置する朝鮮半島南部の国。アジア随一の経験と実績があり、同地域においてのW杯最高記録をほとんど有している。W杯出場回数7度、W杯連続出場回数6度、最高成績4位、本大会勝利数5勝(PK勝ち含む)、本大会試合数24試合など。しかし、アジアでは圧倒的な戦力を誇っていた韓国もW杯本大会では草刈場の時期が続き、W杯初勝利は自国開催の02年日韓W杯を待たなければならなかった。実に6度目の出場で15戦目にしてようやくポーランドからW杯初勝利を挙げた。W杯初勝利に6大会を要したのは韓国とブルガリアだけ。
 サッカーのスタイルはフィジカルと運動量を前面に押し出したプレイが特徴。不屈の闘志を持っており、精神力はアジアNo.1だろう。

ジンクス・データ
 W杯予選には11度参加し、6度突破している。特に最近6大会(自国開催を含む)は連続で出場しており、これはブラジル(18大会連続)、ドイツ(14大会連続)、イタリア(12大会連続)、アルゼンチン(9大会連続)、スペイン(8大会連続)に次ぐ世界で6番目の成績。10年南アフリカW杯で7大会連続を目指すことになる。また、予選でアジアの国に敗れたのは80試合行って、日本(2敗)、マレーシア(1敗)、クウェート(1敗)、サウジアラビア(2敗)の4ヵ国(6敗)しかないという驚異的な実績を持っている。さらに、W杯予選連勝記録世界第3位タイとなる12連勝を86年~90年予選で記録している。

天敵
 豪州が嫌い。W杯予選では7戦して4分3敗と未勝利。韓国の肉弾戦はアジアでは随一だが、豪州はそれを上回るため、力負けしてしまうのだ。韓国にとっては嫌な奴がアジアに転籍してきたことになる。

カモ
 香港が大好物。W杯予選では7戦して余裕の全勝。毎回おいしく頂いている。

因縁
 やはり日本となるだろう。韓国は日本に併合された歴史があり、ライバル意識は凄まじいものがあった。W杯予選でもアジア最多となる13度の対戦をしており、フィジカルと闘志に勝る韓国が8勝3分2敗と勝ち越している。しかし、94年米国W杯アジア最終予選では、韓国の同予選無敗記録を28で止められるとともに、予選敗退の危機に立たされたこともあった。ちなみに、韓国の同予選28戦無敗記録は、アジア最多は当然として、堂々世界第5位の記録だ。また、朝鮮戦争で戦火を交えた北朝鮮も因縁の相手。W杯では2戦して両方とも勝利を収めている。

韓国=パラメータ(100点満点)
攻撃力  64
守備力  52
タレント 70
経験   81
精神力  81

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(ジンクス担当 宝田雅樹)

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