beacon

完敗の鈴木啓太「反省します」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.21 J1第14節 横浜FM2-0浦和 日産ス]

 「VTRを見て研究、反省します」。横浜F・マリノスに0-2で完敗を喫した浦和レッズのMF鈴木啓太が下を向いた。

 アウェー戦となったが序盤こそマリノスを押し込み、試合を優位に進めた。前半5分には、FWエジミウソンのパスに左サイドで追いつきクロスを蹴り込むなど、チャンスを作った。しかし、徐々にマリノスに主導権を握られると前半終盤には失速。それまで相手を自陣ゴールに寄せ付けていなかったが、ゴール前を突破されるようになった。前半42分には、FW山瀬功治に裏をとられ失点のピンチも迎えた。

 攻撃面ではFW高原直泰とのパスのコンビネーションがかみ合わず、何度かチャンスを潰す場面も見られるなど、チームを機能的に操る事が出来ず試合終了。敗因を聞くと「ハードな練習を重ねてきたし、体力的には問題はなかった。それよりも意思の疎通をもっと図らなければ。相手の飛び出しにも上手く対応できなかったし…」。フォルカー・フィンケ監督も「理由はまだわからないが、いつものパス、コンビネーションが出来なかった」と指摘した。

 ナビスコ杯では3連勝とチームが乗っていただけに、リーグ戦再開となったこの一戦での内容はいだたけない。27日のヴィッセル神戸戦に向けて反省し、勝利に繋げたい。

<写真>浦和MF鈴木
(取材・文 山口雄人)

TOP