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横浜FMvs浦和 試合後の選手コメント

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[6.21 J1第14節 横浜FM2-0浦和 日産ス]

 J1再開2日目の21日、横浜F・マリノス(14位)が浦和レッズ(2位)と対戦し、FW渡邉千真、山瀬功治のゴールで2-0完封。マリノスは順位を8位に上昇。浦和は3位に後退した。
 以下、試合後の選手コメント。

[横浜F・マリノス]
●FW山瀬功治
―ゲームの感想は?
「今日は浦和相手で、濡れたピッチで厳しい試合になると思った。ナビスコ杯でやろうとするサッカーが形になってきた。今日もそれが結果につながって嬉しい。前半は押される時間が多かったけれど、最後のところで抑えていた。抑えられる自信と雰囲気があったからバタつかなかった」
―浦和は運動量がなくなってきたのか?
「時間がたつにつれて間延びするような感じがあった。だからうちは落ち着いてボールを動かすことができるようになった。まあそれは頭から出来ないといけないんですが・・・」
―良いゴールでしたね?
「健太(狩野)がいいボールをくれた。スリッピーだったのでトラップして流れてしまうのが嫌だった。ダイレクトで振りきったらミートしてくれた」
―次節はガンバ戦ですが?
「戦い方を変える必要は全くない。ガンバは順位的には上だけれど、やってきたことをそのままぶつけてみたい」

●FW渡邉千真
―今季6点目ですね?
「結果は残せた。でも満足はしていない。もっと質を上げたい」
―代表は意識しているか?
「まずはマリノスで結果を残すことが大事。次のガンバ大阪戦もホームなので点をとります」
―2点目はニアで潰れたが、作戦か?
「自分はいつでもクロスが来たら中で潰れる意識がある。ファーで功治さん(山瀬)がやってくれた。今日は立ち上がりから積極的にどんどん仕掛けようと思っていた。でも攻め込まれた。後半はいけました」
―闘莉王と1対1も多かったが?
「闘莉王にさんは簡単にプレーをさせてもらえない。そんな感覚がありました」

●MF狩野健太
―2点目のアシストは余裕あったように見えたが?
「あの時はスペースにも気持にも余裕があった。前半は功治さん(山瀬)から貰って外したシュートがあった。だから後半は渡せて良かった。次のガンバ戦もやることは変わらない。良い状態のものを続けていくことが大切」

[浦和レッズ]
●MF鈴木啓太
―ゲームの印象は?
「VTRを見て研究、反省します。ハードな練習を重ねてきたし、体力的には問題はなかった。それよりも意思の疎通をもっと図らなければ。相手の飛び出しにも上手く対応できなかったし」
―縦に入られてやられるケースが多いように思うが?
「いろんなチームの攻撃に対応できなければいけない。相手に合わせている部分があるが、こちらがイニシアチブをとっていかないと。そこをストロングポイントにしていきたい」

●MF山田直輝
―ファンからブーイングを浴びていたが?
「経験がまた一つ増えました。あれは受け止めます。それがファンからのメッセージです」
―前半崩しきれない場面もあったが?
「ミドルシュートをもっと打つべき。自分はボールをもったときにその意識が低い。そこは考えたい。自分はポゼッションよりもいかに前に行くかと考えるタイプ。それゆえにシュートの意識が薄いのかもしれない。だから両方の意識を持って行けば、もっと怖い選手になれると思う。まだまだです」

(取材・文 山口雄人)

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