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痛かった守護神の負傷交代、新潟ホームでドロー

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[3.13 J1第2節 新潟 1-1 磐田 東北電ス]

 ともに開幕戦を落としていたアルビレックス新潟ジュビロ磐田との一戦は、1-1でドロー。今季初勝利は次節以降へ持ち越しとなった。

 新潟は試合開始直後にU-20韓国代表MFチョ・ヨンチョルの右クロスをFW矢野貴章が決定的なヘディングシュート。一方、昨シーズンの得点王・FW前田遼一が今季初出場を果たした磐田はMF那須大亮のミドルシュートなどでゴールを狙っていく。

 試合が動いたのは後半9分だった。新潟はMF河原和寿の左CKをニアサイドへ飛び込んだFW大島秀夫が頭で合わせて先制。勢いに乗った新潟はその後もMF三門雄大の強烈なミドルシュートなどで相手ゴールを襲う。
 だが新潟は30分にセットプレーの処理で味方と接触したGK黒河貴矢が負傷退場。これで流れを失ったか、直後に同点に追いつかれてしまう。新潟は黒河に代わり、公式戦初出場となるGK東口順昭が急遽ピッチに立つが、磐田はその3分後の33分、DF駒野友一の左CKを那須大亮がニアサイドで合わせて同点ゴールを決めた。

 この後スコアは動かず、1-1のまま試合終了。新潟公式サイトによると、ホームで白星を逃した黒崎久志監督は「GKの黒河のアクシデントもあって、流れが嫌な感じかと思った時に、失点をしてしまった。その後、立て直して攻撃的な布陣で臨んだのですが、ジュビロさんの守備も堅くてゴールを奪うことができずに引き分けに終わってしまった」と残念がった。

(文 吉田太郎)

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