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鹿島指揮官「勝ち点2を失った」

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[3.14 J1第2節 京都 1-1 鹿島 西京極]

 鹿島アントラーズオズワルド・オリヴェイラ監督は試合終了直後のインタビューで「勝ち点2を失った試合だった」と残念がった。
 シュート数こそ14-12とほぼ互角だったが、前半30分にDF新井場徹の折り返しをフリーで受けたFW興梠慎三の決定的な左足シュートをはじめ、再三マークのいない状態でPAへ飛び込んでいった鹿島攻撃陣。決定機の数では相手を圧倒していた。
 ただ、26分に縦パスで抜け出したFWマルキーニョスの一撃や前半終了間際にゴール至近距離からMFフェリペ・ガブリエルが放ったシュートなどをことごとく京都GK水谷雄一に止められてしまう。またシュートの精度も欠いた。
 
 後半18分に興梠の得たFKをMF野沢拓也が決めて先制したものの、勝利目前の後半44分に京都のパスワークにDFを外されて失点。決定力を欠いたことが響き、勝負を決めることができなかった。指揮官は「(ACLとの連戦による)疲労が影響していることはない」と強がったが、試合を締めることができず、痛い引き分けとなった。

(文 吉田太郎)

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