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俊輔、栗原が負傷交代、代表合宿辞退も

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[4.3 J1第5節 横浜FM1-2清水 日産ス]

 横浜F・マリノスのMF中村俊輔が左足を痛め、前半27分に途中交代した。立ち上がりからボールを持つたびに厳しいプレッシャーをかけられ、何度かファウルも受けた。前半20分にはMF兵働昭弘の正当なチャージだったが、ピッチに倒れ込み、左足を気にする素振りを見せていた。結局、同27分に交代。試合後は「スパイクも履けないぐらいだった」と腫れ上がった左足甲を引きずりながらサンダル姿でスタジアムをあとにした。

 クラブによると、病院で検査を受けた結果、左足甲の打撲と診断され、幸い骨には異常がなかったという。4日もクラブハウスに姿を見せるが、練習に参加できるかは微妙な状況。5日から日本代表合宿が始まり、7日にはセルビア戦も控える。本人も「明日痛みが引かなければ難しいかも」と話しており、代表を辞退する可能性も出てきた。

 また、DF栗原勇蔵も前半42分の失点場面でGK飯倉大樹と激突。左太腿を強打し、ハーフタイムに交代した。栗原は病院には行かなかったが、こちらも状態が気がかり。日本代表コンビを襲ったアクシデントは横浜FMの木村和司監督はもちろん、日本代表の岡田武史監督にとっても不安材料となりそうだ。

<写真>横浜FM木村監督に付き添われてピッチを後にするMF中村
(取材・文 西山紘平)

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