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MF衛藤の今季初ゴールで徳島が町田を下す

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[6.1 J2第17節 徳島1-0町田 鳴門大塚]

 J2第17節の1試合が1日に行われ、徳島ヴォルティスがホームでFC町田ゼルビアと対戦した。試合は後半36分、MF衛藤裕が今季初ゴールを決めて徳島が1-0で勝利。3戦敗けなし(2勝1分)とし、暫定ながら順位を1つ上げ、15位に浮上した。対する町田もGK修行智仁を中心とした堅守で奮闘したが、最後の最後で守り切れなかった。町田はこれで6戦勝ちなし(2分4敗)となってしまった。

 均衡を破ったのはホームの徳島だった。徳島は前半からチャンスの数で上回ったもののなかなか町田ゴールを割れなかった。だが後半36分、右サイドで得たFKをファーサイドに大きく蹴りいれると、FWドウグラスが競り勝つ。頭で中に折り返すとDF福元洋平も頭でつなぎ、最後は右サイドで待っていたMF衛藤裕が頭でねじ込んだ。見事な“ヘディング3連発”で待望の先制ゴールを奪ってみせた。

 試合後のインタビューで衛藤は「なかなかいい形か作れなかったが、焦らずやろうと話していた。ゴールシーンは折り返しが来るかなと思ったので動き直したら、いいとこころに来た」と今季初ゴールを冷静に分析。「きょうのゲームをしっかり分析して次のゲームに挑みたい」とすぐさま次戦を見据えていた。

 一時は9戦勝ちなしと苦しんだ徳島。しかし先月3日の松本戦で10戦ぶりの白星を挙げると、5月は勝ち越しで終えることに成功(2勝2分1敗)。月が替わったきょうの試合も白星スタートを切ることが出来た。「1戦1戦大事に戦う」。小林伸二監督は虎視眈々と上位をうかがっている。

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