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甲府が佐々木弾で先制も、岡山が追いつきドロー

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[6.24 J2第21節 岡山1-1甲府 カンスタ]

 J2の第21節が24日に各地で行われた。連勝中の6位ヴァンフォーレ甲府は敵地で勝ち点3差の8位ファジアーノ岡山と対戦。後半34分にDF佐々木翔のゴールで先制するも、同42分に岡山がFW川又堅碁の得点で追いつき、1-1で引き分けた。甲府の連勝は2でストップ。岡山は2戦ぶりの勝ち点を手にした。

 序盤から果敢に仕掛けた甲府だったが、この日はゴールが遠い。前半22分にはMF柏好文のパスを受けたFWダヴィがシュートを放つもクロスバー上へ外れる。その後もFWレナトがドリブルで持ち込み、PA右からシュートを狙うが枠を外れた。対する岡山は川又を起点にチャンスをつくるが、最後の場面での精度を欠き、得点にはつながらない。前半を0-0で折り返した。

 後半から甲府はMF崔誠根に代わって、FW高崎寛之を投入。同13分にはレナトに代えて、MF堀米勇輝をピッチへ送る。ダヴィと高崎が必死に仕掛けるが1点が奪えない。それでも後半34分にセットプレーから試合が動いた。堀米の右CKはDFにクリアされ、もう一度右CKのチャンスとなる。蹴り込んだボールへ合わせ、ファーサイドへ走り込んだ佐々木が力強く頭で叩き込んだ。甲府が佐々木の19戦ぶりゴールで1-0と先制した。

 そのまま逃げ切りたい甲府だったが後半42分に岡山が意地をみせた。DF植田龍仁朗の左クロスをファーサイドのMF澤口雅彦が頭で折り返し、最後は川又がヘディングシュート。1-1に追いついた。試合を振り出しに戻した岡山は猛攻をみせるが、逆転には至らず。1-1で試合は終了し、勝ち点1を分け合った。

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