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菊岡&サビアが1G1A、栃木が松本を完封し5戦ぶり白星

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[6.24 J2第21節 松本0-2栃木 松本]

 栃木SCはMF菊岡拓朗とFWサビアが1得点1アシストの活躍を見せ、松本山雅FCに2-0で快勝した。5月27日の東京V戦(3-2)以来、5試合ぶりの白星は7試合ぶりとなる完封勝利。松田浩監督は「(勝利まで)ちょっと長かったけど、前半戦の最後を締めくくれてよかった。うちらしい勝利というのは完封勝利。ようやくうちらしい試合ができた。これをきっかけに後半戦に臨みたい」と、シーズン折り返しの節目のゲームを完封で飾り、納得の表情だった。

 前半22分、右サイドからMF高木和正がゴール前にクロスを上げると、サビアが胸で落とし、スペースに走り込んだ菊岡が右足ダイレクトでゴールに叩き込んだ。「ボールが頭を越えた瞬間、サビアからボールが来ると思って、信じて走った。そのとおりに来たので、あとは振り抜くだけでした」。鮮やかな連係から菊岡の2戦連発弾。後半5分には左CKから菊岡のピンポイントクロスにサビアがヘディングで合わせ、2-0と突き放した。

 ホームで6試合ぶりの勝ち点3を目指す松本も必死の反撃に出るが、運にも恵まれなかった。前半38分のDF飯田真輝のヘディングシュートはクロスバーを直撃し、後半6分にもDF鐡戸裕史の右足ミドルがクロスバーに弾かれた。

 結局、終盤の松本の反撃にも集中を切らさなかった栃木が2-0で逃げ切り勝ち。菊岡は「自分が点を取ったことより、チームが勝っていない中で守備陣が無失点に抑えてくれて勝てたことがよかった」とDF陣に感謝する。全42節のうち半分の21節を終え、8勝5分8敗。「前半戦は五分で折り返したので、後半戦は全部勝つつもりでJ1を目指していきたい」と意気込んでいた。

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