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水戸が4戦ぶり勝利で連敗ストップ、京都は久保が今季初ゴールも3連敗…

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[6.24 J2第21節 水戸3-1京都 Ksスタ]

 水戸ホーリーホックが3-1の快勝で連敗を3でストップし、4試合ぶりの白星を飾った。京都サンガF.C.はFW久保裕也に待望の今季初ゴールが生まれたが、今季最多の3失点。連敗は3に伸び、これで5試合白星なし(2分3敗)となった。

 3連敗中の水戸と2連敗中の京都。立て直しのきっかけをつかみたい両チームの対戦は序盤から激しい点の取り合いとなった。水戸は前半13分、MF橋本晃司のFKからDF塩谷司がオーバーヘッドで狙うと、こぼれ球にDFキム・ヨンギが詰め、左足で蹴り込んだ。

 幸先よく先制した水戸は前半37分、右サイドのショートコーナーからFW鈴木隆行がゴールライン際を突破。PA内に入ったところでDF秋本倫孝に倒され、PKを獲得した。キッカーは鈴木隆。落ち着いて自らゴール右に決め、2-0と突き放した。

 京都も直後の前半40分、右サイドでFW駒井善成からパスを受けたMF工藤浩平が縦に仕掛け、ゴール前にクロス。マイナスの折り返しに久保が頭で合わせると、ボールは左ポストを弾いてゴールラインを越えた。久保にようやく生まれた今季初ゴール。1点差に追い上げ、1-2で前半を折り返したが、後半立ち上がりに決定的な3失点目を喫した。

 水戸は後半開始1分、右サイドからPA内に切れ込んだ橋本がDFバヤリッツァに倒され、PKを獲得。橋本がこれをゴール右に決め、3-1と再びリードを広げた。柱谷哲二監督は「相手の弱点を突けた、いいゲームだった」と、前後半ともに立ち上がりでゴールを奪い、試合を優位に運べたことを勝因に挙げた。

 京都は後半13分、久保に代えて同じく京都U-18から今季トップチームに昇格したFW三根和起を投入。Jリーグデビューとなった19歳のルーキーはヘディングシュートを放つ場面もあったが、得点は挙げられず。チームもそのまま1-3で敗れ、今季最多の3連敗となった。

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