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[全日本大学女子選手権]日本体育大が相手のミス見逃さず3年ぶり日本一に!

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[1.13 第16回全日本大学女子サッカー選手権大会 決勝 大阪体育大1-3日本体育大 国立]

 第16回全日本大学女子サッカー選手権大会 決勝で大阪体育大と日本体育大が対戦した。
 昨年の決勝と同じカードとなった対決は、1-3で日本体育大が勝利。前回大会で大阪体育大に1-0で敗れた日本体育大が見事雪辱を果たし、3年ぶり12度目の日本一に輝いた。

 試合は激しいボールの奪い合いとなったが、大阪体育大のミスを見逃さず、日本体育大が得点を重ねる。
 前半19分、大阪体育大のDFのクリアボールを拾ったMF井手上麻子(2年)が強烈なシュートを放ち、日本体育大が先制。後半27分にも相手DFのクリアミスにMF有吉佐織(2年)がすかさず詰め、追加点を奪った。同43分にはMF秋葉夢子(3年)が大きく出した縦パスに、交代出場のDF平野聡子(3年)がゴール前に抜け出し、ヘディングでゴールを奪い、さらに大阪体育大を突き放した。
 大阪体育大もロスタイムに、MF喜代原歩(3年)の右クロスをFW島村裕子(4年)が豪快なボレーを決め、1点を返したが、試合はまもなく終了。

 連覇を逃した大阪体育大の石居宣子監督は「パスミスが多かった。相手にそこを突かれた」と反省。だが試合終了間際に1点を返したことには「諦めずに最後までできた。来年につながる得点としたい」と前を向いた。

(取材・文 武澤伸昭)

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