beacon

[高校選手権]終了間際の劇的V弾!矢板中央が雪辱V:栃木

このエントリーをはてなブックマークに追加

 第88回全国高校サッカー選手権栃木県大会決勝が14日、栃木県グリーンスタジアムで行われ、昨年に続き宇都宮白楊と矢板中央が対戦。後半38分にFW中田充樹(2年)が決勝ゴールを決めた矢板中央が1-0で勝ち、2年ぶり3回目の全国選手権出場を決めた。

 試合は矢板中央が左MF益子直樹(3年)を軸としたサイド攻撃と中田のキープ力を生かしてゴールへ迫れば、昨年優勝の宇都宮白楊はカウンター攻撃から抜群のスピードを持つFW関敏史(3年)とFW渡邊陽太(3年)がシュートにまで持ち込んだ。
 前半30分に相手PKをストップした宇都宮白楊GK中田亮(3年)とビッグセーブでゴールを死守する矢板中央GK三浦拓(2年)ら両守備陣の奮闘が光った試合は後半38分、矢板中央の中田が相手DFのクリアを左足ダイレクトで撃ち抜き、決勝ゴール。宇都宮白楊の必死の反撃をCB須藤貴郁主将(3年)を中心に全員で跳ね返した矢板中央が、昨年の雪辱に成功した(この試合のマッチレポとマン・オブ・ザ・マッチは追って更新する予定です)。

 2年ぶりVを果たした矢板中央の中田は「(決勝ゴールは)うれしかった。全国では少しでもチームに貢献できるプレーをしたい」と意欲。須藤主将は「気持ちが強い方が勝つと思っていた。2年前は(全国大会)2回戦で負けているので、全国ではそこを突破したい」と力を込めた。

【栃木】
[決勝]
宇都宮白楊 0-1 矢板中央
※矢板中央は2年ぶり3回目の全国選手権出場

[矢板中央の勝ち上がり]
5○0 那須清峰
3○0 宇都宮清陵
2○1 國學院栃木
2○0 佐野日大
1○0 宇都宮白楊

(取材・文 吉田太郎)

特設:高校サッカー選手権2009
栃木県大会特集

TOP