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[天皇杯]川崎Fが矢島の決勝弾で横浜FMを撃破!

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[11.15 天皇杯4回戦 横浜FM1-2川崎F 日産ス]

 川崎フロンターレ横浜F・マリノスとの"神奈川ダービー"を2-1で制して8強入りを果たした。ヒーローはFW矢島卓郎だ。後半36分にFW鄭大世と交代でピッチに飛び出すと、同40分に値千金の勝ち越し弾を決めた。

 豪快な左足のシュートだった。FWレナチーニョが右サイドでボールを奪って突進し、中央の矢島へ。矢島はドリブルで仕掛け、ペナルティエリア付近から左足を一閃。ゴール左上に突き刺した。3回戦の富山戦に続く2試合連続ゴール。シュート後に体制を崩して倒れたが、すぐに起き上がって仲間と歓喜の輪を作った。

 試合は前半32分にFWジュニーニョのゴールで川崎Fが先制も、後半12分に横浜FMのMF山瀬功治が、左サイドを50m近くドリブルで突進するスーパープレーで同点ゴールを決めた。横浜FMはナビスコ杯準決勝で川崎Fに敗れており、リベンジに燃えていた。川崎Fもリーグ制覇につなげるためにも負けられなかった。意地と意地がぶつかった。

 試合後のインタビューで矢島は「トーナメントなんで次に進むことが大事。決勝点を決めることができてよかった」と喜んだ。天皇杯は次戦・準々決勝(12月12日)でF東京を下した仙台と対戦するが、「仙台より先に、まずはリーグ戦があるので、しっかり勝ちたい」とコメント。リーグ戦では出番が少ないが、この勢いでリーグ制覇にも貢献するつもりだ。

(文 近藤安弘)

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