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[FCWC]開幕戦はオークランド・シティが勝利

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[12・9 FCWC2009開幕戦 アルアハリ0-2オークランド・シティ]

 FIFAクラブW杯2009は9日、開催国UAEのアブダビで開幕戦のアルアハリ(UAE)-オークランド・シティ(ニュージーランド)戦が行われ、オークランド・シティが2-0の勝利を収め、準々決勝進出を果たした。

 開催国枠として出場したアルアハリは、かつてガンバ大阪など、JリーグでプレーしたFWバレーが出場。この試合ではワントップを務めた。

 一方、06年以来3年ぶり2度目の出場となったオークランド・シティはFW登録の選手を3人配置する攻撃的な布陣となっている。
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 試合は序盤、ホームのアルアハリが積極的に攻撃を仕掛けペースを掴むが、前半15分を過ぎた辺りから徐々にオークランド・シティのペースとなる。そして同45分、右サイドを鮮やかに突破したFWジェイソン・ヘインがゴール前に低いクロスを送ると、これをFWアダム・ディッキソンがフリーで合わせ、オークランド・シティが先制点を奪う。

 後半に入ってもオークランド・シティペースは変わらず、同23分には中盤でボールを拾ったMFチャド・クームスが約20mの距離から強烈なミドルシュート。ボールはネットに吸い込まれ、オークランド・シティが追加点を奪った。

 あとが無くなったアルアハリはバレーを中心に猛攻を仕掛けるが、オークランド・シティもニュージーランド代表DFイバン・ビチェリッチを中心とした守備が最後まで集中を切らさずゴールを許さない。結局、試合はそのままのスコアで終了し、オークランド・シティが2度目の出場で初の初戦突破を果たした。また、この勝利はオセアニア勢にとっても初の初戦勝利となる。

 勝利を収めたオークランド・シティは、このあと12日に北中米カリブ海地域代表のアトランテ(メキシコ)と準々決勝を行う。

 一方、敗れたアルアハリは開催国枠が出来た07年以降で、開催国のクラブとしては初の初戦敗退となってしまった。

(文 宝田雅樹)

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