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3年ぶりJ復帰の小野「勝つという気持ちは表現できた」

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[3.6 J1第1節 広島 1-1 清水 広島ビ]

 元日本代表MF小野伸二のJ復帰戦は引き分けに終わった。試合開始後わずか3分で失点した清水エスパルス。4-3-3システムの攻撃的MFの位置で先発した小野はミドルシュートでゴールを狙い、後半にはMF兵働昭弘へ決定的なクロスを送った。

 清水公式サイトによると小野は「3年ぶりのJリーグの舞台で、初戦ということもあって硬くなるのは承知の上だったが、その中でも勝点3をとるという気持ちで戦った」。自身にとってJ復帰戦であり、清水に加わってから初となる公式戦。負けるわけにはいかなかった。
 チームを力強く引っ張ったMFの思いが後輩たちに届いたのか、清水は後半ロスタイムに劇的な同点ゴール。小野は「0-1で負けている状況から得た勝点1なので、満足はしていないが、勝点を取れたこと、『勝つ』という気持ちを表現できたことには満足している」と3年ぶりのJの舞台を振り返った。

(文 吉田太郎)

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