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[ACL]決定力不足で敗戦、川崎Fは鄭大世不在響く結果に

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[3.31 ACL GL第4節 メルボルン・ビクトリー 1-0 川崎F 万博]

 決勝トーナメント進出が遠のく3敗目。主力不在の川崎フロンターレが窮地に立たされた。

 試合開始から相手ゴールに襲い掛かった川崎Fだったが、27分に右サイドを抜け出したFWレナチーニョの右足シュートや32分にFW黒津勝が立て続けに放った決定的なシュートをともに相手GKにストップされるなど、ゴールが遠い。後半、猛攻を加速させたが、PKで先制された後にMF田坂祐介が放った右足シュートがクロスバーを叩く不運にも泣かされ無得点で試合終了を迎えた。
 再三のチャンスを活かせない歯がゆい試合内容。負傷のMF中村憲剛とFWジュニーニョに加えて、前節の暴力行為で出場停止処分となっていたFW鄭大世不在が響く形となった。
 
 シュート24本(クラブ発表)の攻勢も実らなかった川崎F。スポーツニッポンweb版によると、高畠勉監督は「チャンスで決めていれば流れを変えられたと思う」と決定力不足を残念がっていたようだ。
 
 この日、3連勝で首位の城南一和(韓国)が北京国安を1-0で下し4連勝で決勝T進出を決定。川崎Fは2位確保を目指して、城南、北京と続く残り2戦の連勝を目指す。

(文 吉田太郎)

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