[3.31 ACL GL第4節 G大阪 3-0 アームド・フォーシズ 万博]

　ガンバ大阪のDF安田理大が重苦しい空気を打ち破る先制ゴールを叩き込んだ。立ち上がりから再三シュートにまで持ち込んでいながら、得点できないまま迎えた前半28分だ。安田理は左ショートコーナーを受けると「ドフリーだった。いつもだったらクロスを上げるところだったけど」と思い切ってシュートを選択。試合後に「自分の持ち味を出して決められてよかった」と笑顔で振り返る会心のゴールを叩き込んだ。

　ここまでチームは公式戦わずか1勝。勝利に貢献できない自分が不甲斐なかった。だからこそ「思い切って自分の持ち味を出してやろうと思っていた」と気合十分だった。その思いをぶつける先制弾。チームの今季ホーム初勝利につなげ「やっとホーム初勝利ができてうれしいし、『お待たせしました』という感じ」と“安田節”でサポーターと勝利の喜びを分かち合っていた。

(文　吉田太郎)

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