[5.1 J1第9節 鹿島2-1G大阪 カシマ]

　ガンバ大阪のMF遠藤保仁がフル出場で復調をアピールした。左太腿裏筋膜炎から前節4月24日のF東京戦に途中出場し、公式戦4試合ぶりに復帰。27日のACL河南建業戦は遠征参加を免除され、この試合に向けて調整してきた。

　4月4日の磐田戦以来、公式戦6試合ぶりの先発で、90分間フル出場。「最初は不安もあったけど、痛みは出なかったし、これからは大丈夫だと思う」と手応えをつかんだ。

　10日にはW杯登録メンバーが発表されるが、岡田ジャパンの中心選手である遠藤はマイペースを貫く。「アピールは今まで十分にしたので、自分はケガもあったし、コンディションをしっかり上げていければ」と慎重に調整していくつもりだ。

(取材・文　西山紘平)